Let's replace it with a leather belt

思う存分エイジングを楽しめるBARK OUTSIDERSのウォッチストラップ

腕時計はベルトを交換するだけでガラリと雰囲気が変わる。メタルブレスレットにはない革の暖かな質感と独特なエイジングを味わえるのはレザーベルトならでは。さぁ、真冬が来る前に腕時計のベルトを交換しよう。


Written / Photo : LIVE IN RUGGED
Leather belt : BARK OUTSIDERS

秋冬は腕時計のベルトをレザーに交換しよう

秋の終わりが見え始め、冬をすぐ隣に感じる。週末になると冬物のアウターをクローゼットから出し、革靴のお手入れをされている読者も多いのではないだろうか。寒い冬は嫌だけれど、春夏の間はじっと出番を待っていた洋服や靴が活躍することにはささやかな喜びを感じる。
そしてこの時期におすすめなのは腕時計のベルト交換だ。私は汗をたくさんかく春夏シーズンはメタルブレスレット、汗をほとんどかかない秋冬シーズンはレザーベルトが定番のスタイル。もちろん気分によって真冬でもメタルブレスレットに付け替えることもあるものの、基本的に季節によってベルトを交換している。
その理由は2つある。1つめは先に述べたように秋冬はほとんど汗をかかないから。革製品にとって汗や水分は大敵。適切なケアをしてもダメージが蓄積されていくものだし、エイジングが大好きな私にとっても歓迎すべきことではない。
2つめは秋冬の洋服とレザーベルトの相性が良いから。例えばツイードのジャケットやローゲージのニット。ざっくりとした質感の秋冬特有の洋服にレザーベルトを合わせると、より雰囲気的に暖かみが増す。もちろんスウェットやシャツ、フーディーのような定番トップスとの相性もバッチリ。暑い真夏と違い汗をほとんどかかない時期なら、革のエイジングも急激に進むことなくじっくりと感じられる。まさに今がレザーベルトを堪能できるベストシーズンなのだ。

BARK OUTSIDERS(バーク・アウトサイダーズ)のレザーベルトを選んだ理由

そして、私が愛用しているのはBARK OUTSIDERS(バーク・アウトサイダーズ)のレザーベルト。フルベジタブルタンニンで鞣された上質なイタリアンレザーにこだわってひとつひとつハンドメイドで製作している気鋭のブランドである。
バーク・アウトサイダーズのレザーベルトは、男が好きな腕時計への相性を重視して作られていることも私が選んだ大きな理由。ヴィンテージのクロノグラフや自動巻きのタフな腕時計は時計本体に厚みがあるモデルが多く、量産されているレザーベルトを合わせると、ベルトが時計本体に「負けてしまう」ことが非常に多い。時計本体とレザーベルトの相性とバランスは腕時計をファッションとして見ると言うまでもなく重要な要素のひとつだ。
バーク・アウトサイダーズは厚みのあるレザーを使用しており、ケース厚のあるモデルであっても抜群の相性。ステッチを入れず糸止めであることもラギッドでカッコいい!高級感とナチュラルな雰囲気が共存しており、どんなコーディネートであっても悪目立ちせずに自然に溶け込んでくれるのだ。オイルをたっぷりと吸い込んだベジタブルタンニンレザーは身に着けるほど味わい深く(少しづつ)エイジングしていく。


ヴィンテージのオメガ・スピードマスター・プロフェッショナルに合わせたバーク・アウトサイダーズのレザーベルト。厚みのあるレザーはしっとりとした質感で、じっくりと経年変化していく。

ヴィンテージウォッチとの相性は間違いなく抜群だが、現行の国産時計などに合わせてももちろんOK。ベルトを交換するだけで腕時計全体の雰囲気が驚くほど変わる。

12月1日(火)には人気モデルが再販予定

レザーベルトは色違いでも楽しめる。ブラウン系は暖かみのある素朴な雰囲気になり、ブラック系はクールで男らしい力強さを感じる。ハンドメイドであれば革の質感もひとつひとつ異なり、どれを選んでもあなただけの大切なパーツのひとつになるだろう。
バーク・アウトサイダーズは一人のクリエイターがひとつひとつ制作する少量生産なので売り切れも多い。12月1日(火)にはイタリアンレザー以外にもロウ引きされたブライドルレザーのストラップも再販される予定なので、気になった方は早めのチェックを。さぁ、秋冬の腕時計スタイルは上質なレザーベルトと一緒に楽しもう。

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