失敗しないレッドウィングの選び方

ラギッドなファッションに欠かせないレッドウィングのブーツ。1足以上所有している方が多いかもしれないが、本日はこれから初めてレッドウィングを買おうと思っている方や、2足目を手に入れたいものの迷っている方に向けて、最適な選び方をアドバイスしたい。


Written / Photo : LIVE IN RUGGED

ライフスタイルに合ったモデルを選ぶ

膨大な数のモデルがラインナップされているため、いざ1足を選ぼうとすると経験者でも迷ってしまう。レッドウィングには新品の現行モデルだけでも数十種類を超える品数があるため、ネットや雑誌で情報を眺めているとどれが良いのか分からなくなってしまった経験はないだろうか。
もし数足以上所有している場合は「次はスウェードのモックトゥにしよう」といった感じで具体的なターゲットを決めることができるだろう。しかし、初めてレッドウィングを購入する方や、2足目の購入を検討している方にとっては難しい選択になるのではないだろうか。本日は主にそんな方々に向けてひとつの参考になればと思い記事にする。なお、ごく個人的な経験則をベースにしたアドバイスなのであくまでも参考程度に受け止めていただけると幸いだ。
まずは自分のライフスタイルを簡単に振り返ってみよう。例えばフィッシングやキャンプといったアウトドアがライフスタイルの一部であれば、フットワークの軽さが大切。クレープソールは軽量で歩きやすいため、候補のひとつとして考えられる。プレーントゥかモックトゥかはどちらでも良いだろう。ただ、モックトゥはよりカジュアルな雰囲気で、プレーントゥは大人っぽくなりやすい。
バイカーであれば足をしっかり保護してくれるモデルであることが必須だ。エンジニアブーツがもっともバイカーに好まれるモデルだが、レースアップブーツでもハイトの高いものであれば足の保護という観点でも安心感が高い。
普段の街履きにだけ使いたい場合は機能性はあまり考えず、自分が好きなデザインを選ぶのがもっとも良い。ただし、長時間歩いたり立ち仕事をする方は、ブーツ自体の軽さは重視して選ぶのが無難だ。

自分のファッションに合うモデルを選ぶ

直球のアメカジか?モード系の雰囲気が好きか?バイカー系か?アウトドアか?など。好きなテイストのファッションに合わせることを考えると、より自分に似合うレッドウィング像が見えてくるはず。
少し極端な例になってしまうけれど、例えばストレートなアメカジであればクレープソールのアイリッシュセッターがもっともよく似合う。クレープソールのカジュアルな印象は着古したジーンズとの相性がベストと言って良いだろう。
直球のアメカジよりももう少しハードめ…ロックなテイストが好きであれば、クレープソールではなくビブラムソールにするだけで一気に男っぽさが増す。私自身それを狙って8172を長年愛用している。レッドウィングはソールの違いでかなり雰囲気が変わるのだ。
ヨーロッパテイストの大人っぽいコーディネイトがメインであれば、ワークブーツ然としたルックスよりもスッキリした形の方がよりマッチするだろう。この場合はベックマンやサイドゴアブーツがもっともしっくりくるモデルかもしれない。


絶賛愛用中の8172。ビブラムソールがタフなラギッドさを演出してくれるのでかなり気に入っている。あまりに好きで黒を買った後に赤茶も購入した。

やったことはないけど、黒と赤茶を片方ずつ履くのも面白そうだ。一見すると寝ぼけて靴を履いてしまったように見えるが、ブーツ自体は完全に同じで色違いなだけなので成立する遊び。

最後に値段と履き心地で選ぶ

何かを買う時に大抵予算のようなものを頭の中に浮かべるのが常だが、具体的に金額的な折り合いをつけるのは上記を終えてからがおすすめ。経験者であればいきなり値段から選ぶのも良いだろう。しかし初めてまたは2足目を選ぶ際は、まずは好みのモデルを絞り込む方が楽しいからだ。
直営店等で新品を購入する場合は、大抵のモデルが3万円台から購入できる。モノによっては4万円を超えるモデルもあるが、レッドウィングは中古市場も活発なことも覚えておきたい。中古ブーツの専門店であればしっかりとクリーニングされた中古品が豊富にそろっているので、モノによっては定価の半額以下で手に入れることもできる。
最後は実際に履いた時の感覚。今はオンラインショップで試着せずに購入してしまう方も多いとは思うが、ワークブーツの場合は可能な限り試着することをおすすめしておこう。なぜなら、ブランドやモデルによって作りやサイズ感が異なるからだ。
レッドウィングには足のサイズとワイズという2つの基準がある。サイズはスニーカーと同様足の大きさ(縦の長さ)を指しているのだが、ワイズ(足の幅)が問題。ワイズはC、D、E、EEというバリエーションがあり、日本の正規店で扱われているモデルは基本的にDとEだけ。DよりもEの方が幅が広い。しかし「自分は足の幅が広いのでEにしておこう」と安易には決めずに、実際に試し履きをした方が絶対に良いだろう。足の形は人によってまったく違うし、好みのフィット感も様々。こればかりは足を通してみないと判断が難しい。
まとめると、自分のライフスタイルに合うモデルを検討し、ファッションとの親和性を考慮し、値段の上限を決めてから試着後に手に入れるのが無難かつ確実な選び方になる。最初はこのプロセスが長く感じるかもしれない。しかし買ってから後悔するのはあまりにもったいないので、初心者の方はぜひ参考にしていただきたい。きっと一度愛用すればクセになるくらい大好きになるだろう。

ITEM CREDIT
  • Red Wing:8172

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