Balenciaga set a great precedent

【ズタボロ】Balenciaga の新作スニーカー「Paris Sneaker」があまりにボロ過ぎると話題に

私たちはファッション愛とスニーカー愛を試されている…のかもしれない。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : Balenciaga

お母さんに断りなく捨てられるレベル

もしあなたが実家に住んでいてこのスニーカーを置いておけば問答無用で捨てられるだろうし、デートに履いていけば相手にドン引きされるに違いない。〈Balenciaga(バレンシアガ)〉が発表した新作スニーカー「Paris Sneaker」があまりにボロボロで汚らしいため、さっそくファッション好きの間で話題になっている。
インターネット上には「自意識過剰な世代がどこまでのものを買うかを見るため、〈バレンシアガ〉は実験を行っているに違いない」「ブランドの名前が付いているだけで、人々がどこまでのものを買うかを知るための社会実験だ」といった投稿がSNSに書き込まれたそうだ。ユーズド/ダメージ加工という概念を大幅に超えたズタボロ過ぎる見た目のスニーカーを見ていると、確かにそんな気がしてしまう。
〈バレンシアガ〉は広告キャンペーンなどで度々先鋭的なビジュアル作りを行い、ハイブランドの世界で独特の地位とブランドイメージを構築している。また、ダッドスニーカーの火付け役としても知られ、元々ストリートのモノであったスニーカーとラグジュアリーの世界に持ち込み成功させた第一人者であることも事実だ。
「Paris Sneaker」もクラシックなローテクスニーカーのデザインをベースにしているのだけれど、フルデストロイド加工によりかつてないほどズタボロにされ、私たちの固定概念にこう訴えかけてくる…「これは一周回ってオシャレなモノなのだろうか?それとも宣伝のために作られたゴミなのか?」と。

Balenciaga set a great precedent
Balenciaga set a great precedent

Balenciaga set a great precedent
Balenciaga set a great precedent

ズタボロだけどやっぱりものすごく高い!

本稿に掲載している「Paris Sneaker」は、アッパーからソール、そしてシューレースに至るまで完全にボロボロにしたフルデストロイド加工が施されたモデル。アッパーを見るとカッターで執拗に引き裂いたような穴やスクラッチ跡がいくつもあり、ソールは野球部の少年も引いてしまうほど汚れまくっている。つまり、全体的に物凄く汚い。しつこいようだが、徹頭徹尾ズタボロにした見た目は潔癖症の人が見ればゴミ箱行きは免れないだろう。それでもミッドソールには殴り書きをしたような「BALENCIAGA」の文字があり、さり気なくメゾンの一品であることを主張。熱心な〈バレンシアガ〉ファンが見てどう思うのかがとても気になる。
ちなみにここまでハードなデストロイ加工ではなく、ライトなヴィンテージ加工が施されたハイカットモデルとローカットモデル、そしてミュールタイプもラインアップされており、〈バレンシアガ〉の加工技術の高さを感じる風合いになっている。そちらであれば多くの人が違和感なく履くことができるはずだ。
フルデストロイド加工が施された限定モデルには「生涯を通じて履くことができる」という意図が込められているとのこと。近年スニーカー業界はヴィンテージ加工も成熟してきているが、今回〈バレンシアガ〉が素晴らしい前例を作ってくれたので、もしかしたらスニーカーのダメージ具合の許容範囲が今後変わっていくのかも…なんて思ってしまった。
ファッション好きをざわつかせている「Paris Sneaker」は〈バレンシアガ〉の公式オンラインストアにて販売中。価格は100足限定のエクストラデストロイドスニーカーが224,400円、ハイトップスニーカーが77,000円、ローカットスニーカーが69,300円、ミュールタイプが61,600円となる。エクストラデストロイドモデルはこんなにズタボロなのに余裕の20万円超!いや、ここまでズタボロにする人件費を考えると適正な価格なのかもしれない。
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