Seiji Kawakami ART Exhibition LOST IN TRANSLATION at BAR TUB

中目黒の BAR TUB にて Seiji Kawakami の個展 LOST IN TRANSLATION が開催

スニーカーヘッズとして多くのフォロワーを持つ @sacamogram とのコラボレーションアートも展示


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : @sacamogram

自由で情感に満ちたSeiji Kawakamiの世界

アーティストのSeiji Kawakamiが中目黒の「BAR TUB」にて9月20日(金)~10月2日(水)の期間で個展“LOST IN TRANSLATION”を開催する。
Seiji Kawakamiは茨城県出身のアーティスト。大学卒業後、プロサッカー選手としてのキャリアを捨てて環境の変化を求め、オーストラリアに渡る。日本とはまったく異なる文化やライフスタイルを経験したSeiji Kawakamiは、戸惑いも覚えつつも、やがて人々のエネルギーと活気のあるパブ文化が彼の人生を独特の活気で満たしていることに気付いたという。アーティストとしては異色のキャリアと言えるが、そこで得た経験が作品のダイナミックで豊かな色調のパレットに表れている。
“LOST IN TRANSLATION”でも、見る人をハッとさせる大胆な作風が健在だ。手描きならではの味のあるタッチと謎めいた雰囲気、現代アートという括りには収まらないほど自由で情感に満ちた作品は、見れば見るほど引き込まれていく。
また、この個展では筆者がInstagramで繋がっている@sacamogramとSeiji Kawakamiによるコラボレーション作品が1点展示される。大のスニーカー好きとしてブランドを問わず多くのスニーカーを愛用する@sacamogramは、写真を使ったアート活動も行っており、コラボレーションでは@sacamogramが撮影した写真にSeiji Kawakamiがアートを施した作品が完成。まずは以下から1点物の作品を見てみよう。

Seiji Kawakami ART Exhibition LOST IN TRANSLATION at BAR TUB
Seiji Kawakami ART Exhibition LOST IN TRANSLATION at BAR TUB

@sacamogramとのコラボアートでは、スニーカーヘッズならではのこだわりも反映

“LOST IN TRANSLATION”というテーマに対して@sacamogramが出した答えは、都会の喧騒でLOST INしつつも、歩みを止めない片足。本来靴は両足があって成り立つものだが、完成されたフォルムはそれひとつでもアートとして成り立ち、本意とは違う形で作り出せる空気感もある。その気付きは、写真をモノクロにしてキャンバスに落としたものにイエローの差し色とアートの世界感を加えることで、唯一無二の作品に昇華された。ちなみに被写体として選んだスニーカーは、Seiji Kawakamiがアートをはじめた原点でもあるオーストラリアのブランド〈Above The Clouds(アバーヴ ザ クラウズ)〉と〈ASICS SportStyle(アシックス スポーツスタイル)〉のコラボレーションモデル。このマニアックなセレクトとこだわりもスニーカーを愛してやまない@sacamogramらしい。
個展“LOST IN TRANSLATION”は中目黒の「BAR TUB」にて9月20日(金)~10月2日(水)の期間で開催。お店へのアクセス方法などはBAR TUB 公式サイトからチェックしてみよう。
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