Half and half magic Levi's x BEAMS

争奪戦必至の限定コレクション再び!リーバイス×ビームス「ハーフ・アンド・ハーフ コレクション」

リーバイスとビームスの最強タッグ再び…リーバイスファン以外も必見のウルトラレアな新コレクションが5月21日(木)に発売決定。規格外のデザインと仕様に迫る。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : BEAMS

世界的な反響があったリーバイスとビームスのカプセルコレクション第2弾

LEVI’S(リーバイス)とBEAMS(ビームス)がタッグを組むのは今回が初めてではない。デニム狂であれば記憶に新しい斬新なコレクション「THE INSIDE OUT COLLECTION(インサイド・アウトコレクション)」が第1弾。デニムのセルビッジが表になるよう裏返しで縫製し、通称“BIG E”と呼ばれるレッドタブを逆さにした強烈なデザインは世界的に大きな反響があったという。第2弾となるカプセルコレクションは「HALF & HALF COLLECTION(ハーフ・アンド・ハーフ コレクション)」。デニムジャケットとジーンズ、そしてTシャツまで左右で異なる素材、色をドッキングさせたインパクトの強いデザインが完成した。


「1st」と「3rd」をドッキング。言うまでもなくリーバイスの長い歴史の中で初めての試みとなる。

バックショットもユニークそのもの。「1st」のシンチバックが途中で切れているのもハーフ&ハーフというコンセプトへの徹底したこだわりが垣間見える。

デザインも仕様も世界初がてんこ盛り!

リーバイスのデニムジャケットはワークからストリート、モードに至るまであらゆるブランドのベンチマークとして扱われてきた。時代によって「1st」「2nd」「3rd」とモデルチェンジしてきたが、どのモデルも登場から数十年経過してもいまだにデニムジャケットを象徴するアイテムだ。
カプセルコレクションのデニムジャケットは「1st」と「3rd」を中央で縫製。実は同様のデザインは日本のデニムブランドであるSTUDIO D’ARTISAN(ステュディオ・ダ・ルチザン)が昨年発売している。リーバイスのデザイナーがダルチザンのデニムジャケットからヒントを得たのかは分からないが、その斬新で大胆なデザインを見た時「これはリーバイスには作れないデザインだな」と思ったことをよく覚えている。だから、今回ビームスとのコラボレーションであっても、ここまで大胆なデザインをリーバイスが発表したことは驚いた。
ジーンズは1937年の501と90年代を代表する1993年の501をそれぞれ再現しドッキング。リーバイスを象徴するアーキュエイトステッチの形状が左右で異なることがデザインエッセンスになっている。デニムジャケットと同じくシンチバックが中央部分でカットアウトされているのもアイキャッチな仕様だ。また、リンスウォッシュされた生地も左右で異なるデニムを使用。穿きこむと徐々に表れるエイジングも左右で異なる結果が予想される。これも普通のジーンズではあり得ない楽しさだろう。
Tシャツはロゴとグラフィック部分で両社のコーポレートカラー(リーバイスの赤とビームスのオレンジ)を分ける表現を採用。デニムジャケットとジーンズと比べてプライスもカジュアルだが、もちろんこのデザインも世界初。これからの季節にピッタリのアイテムだ。


明らかに左右で異なるデニムを使っていることが分かる。シルエットはいつもの501だ。

濃淡の異なるデニムの質感がたまらない。1937年製を再現した右側のアーキュエイトステッチは弓型の深さが現行と比べてかなり浅い。


フロントに小さくプリントされるロゴも左右で色が異なる。

リーバイスの赤とビームスのオレンジ。このバックショットも非常にレア。

本当に特別なリーバイスのコラボレーションゆえ、争奪戦は必至

デニムジャケットは29,000円。ジーンズは25,000円。Tシャツは4,800円(すべて税抜き価格)。安くはないけれど、このウルトラレアな仕様で限定商品であることを考えると決して高くはない。むしろデニム狂やリーバイスファンは値段なんて関係ないかもしれない。第2弾のカプセルコレクションも争奪戦必至である。
発売は5月21日(木)。公式オンラインストアはこちらから。

ITEM CREDIT
  • LEVI’S x BEAMS:HALF & HALF COLLECTION