Vintage Perfecto is always perfext

リアルヴィンテージを超える超絶カスタム「Perfecto」

世界でもっとも有名なライダースジャケットのひとつ、Schottの「Perfecto」。Children of the discordanceがカスタムした「Perfecto」はまさに「パーフェクト」な逸品だった。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : BEAMS

リアルヴィンテージにしか見えない超絶加工
さり気なく加えられるネイティブ系のエッセンスも男らしい

1928年に誕生して以来、Schott(ショット)のダブルライダースジャケット「Perfecto」は世界でもっとも有名なライダースジャケットのひとつになった。ルイスレザーズの「Lightning」や「Cyclone」がイギリスを代表するライダースジャケットだとすれば、ショットの「Perfecto」はアメリカを代表するライダースジャケットだ。
100年近い歴史の中で、ショットのライダースはアメリカの音楽や映画といったカルチャーに密接に関わりながら知名度と人気を上げてきた。伝説的な俳優やロックスターがスクリーンやステージで着る「Perfecto」は、まさにアメリカの自由の精神の象徴である。
原宿の名店「International Gallery BEAMS」及びBEAMSのオンラインストアで販売しているこの「Perfecto」は、Children of the discordance(チルドレン・オブ・ザ・ディスコーダンス)がカスタムしたモデル。本物のヴィンテージにしか見えないのに、実は1970年代に生産された「Perfecto」のアーカイブから着想を得たカスタムモデル。つまり、この男臭さ満点で物凄いオーラを放つ枯れた味わいは加工で再現されているということ。ライダースの加工の技術もここまで進化したのか…と一瞬遠い目になりかけた。それくらいこの「Perfecto」はリアルヴィンテージに近い空気感がある。
ポケット部分やベルトのスタッズはあくまでもさり気ない範囲で打たれているが、注目は背面3ヵ所に打たれたシルバーコンチョだ。Children of the discordanceオリジナルのコンチョはひとつひとつ職人の手で丁寧に打ち込まれる。コンチョからぶら下がる革紐も併せて、アメリカンブランドのショットらしく、ネイティブアメリカンのエッセンスが少量加えられた素晴らしい解釈でカスタムされていることが分かる。


リアルヴィンテージの「Perfecto」をカスタムしたのかと思いきや、何と加工モデルだった。Children of the discordanceの高い技術力が伺える。

背面中央やや上部とウエストの系3ヵ所にシルバーコンチョが打ち込まれる。


裏地はブロックチェックで可愛らしい。それにしても、ディテールを拡大して見ても本物のヴィンテージにしか見えない。

着用に従いよく擦れる箇所は表面の染料が剥げ落ちる。そのエイジングも丁寧に再現しており、素人目から見ても非常に手間が掛かっていることが分かる。

リアルヴィンテージを超えるカスタムプロダクト

チルドレン・オブ・ザ・ディスコーダンスのカスタムは2015SSからスタートしたプロジェクトで、古くから親交のあるアーティスト、NAOTO YOSHIDAとのジョイントワークで制作される。ヴィンテージウェアを独自に再解釈したプロダクトは各方面から高く評価されており、制作数の少なさも相まって非常に人気が高い。ショットの「Perfecto」も巧みなデザインアレンジと異常なほど完成度の高い加工技術で、リアルヴィンテージを超えるプロダクトが完成した。
恐らく着用していると洋服好きから「最高のヴィンテージ・ショットだね!」と声を掛けられること間違いなしの逸品、冬のアウターのダメ押しとしていかがだろうか?
ちなみに、ルイスレザーズ×コム・デ・ギャルソンの「Lightning」の記事は見逃していない?

ITEM CREDIT
  • Children of the discordance×SchottPerfecto

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