Play at your feet! Flower MOUNTAIN

スニーカーの常識を打ち破るフラワーマウンテンなら、足元で思いっきり遊べる!

コーディネートのシメとして絶対に欠かせない足元。今の気分はこれくらい派手でユニークなスニーカーを楽しみたい。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : Why are you here?

デビューシーズンでパリの名店〈コレット〉から受注
海外からも高い評価を集める〈フラワーマウンテン〉

衰えることを知らないスニーカーブーム真っ只中の2021年、LIVE IN RUGGED読者もハイテク・ローテク問わずお気に入りのスニーカーを楽しんでいることと思う。もっともプレミアが付き、ハードコアなファンが多いスニーカーブランドが〈NIKE(ナイキ)〉であることは疑いの余地がないものの、〈adidas(アディダス)〉や〈CONVERSE(コンバース)〉の根強い人気も揺るぎない。また、特に40代以上の大人の男女からは〈New Balance(ニューバランス)〉がプレミアムなブランドとして支持されているほか、〈VANS(ヴァンズ)〉はストリートカルチャーとの結びつきで確固たる地位を確立している。それぞれのブランドに独自のカルチャーがあり、バックグラウンドも含めてファンがいるのがスニーカーブランドの面白いところだ。
これら王道ブランドのスニーカーはどれを選んでも「間違いない」モデルばかり。ただ、少し王道から外れていて、人がなかなか選ばないスニーカーをお探しの方もいらっしゃるのではないだろうか。本日おすすめする〈Flower MOUNTAIN(フラワーマウンテン)〉はストレートな王道デザインからは少し外れているかもしれないが、個性や品質を重視する方にプッシュしたいブランドだ。
まずはブランドの歴史を見てみると、〈フラワーマウンテン〉のデビューはいきなりセンセーショナルだった。ファーストシーズンでパリの名店〈COLLETE(コレット)〉から大量のオーダーを受け、あっという間に海外の高感度なセレクトショップとの取引がスタート。先入観を持たずに良いモノは良いと認める海外のファッション関係者たちから高い評価を受け、幸先の良いスタートを切る。
〈フラワーマウンテン〉のスニーカーがデビューから一貫して高い評価を受けているのは、従来のスニーカー業界をブレイクスルーした一面があるからだ。通常どのブランドもスニーカーはオートメーション化された工場で大量に生産する。〈フラワーマウンテン〉のデザイナー、太田圭輔(おおたけいすけ)氏は、ブランド立ち上げ前から手仕事の良さがあるスニーカーがあっても良いのではないかと思っていたという。元々大学時代にミュージシャンを志し、メジャーデビューが決まっていながら諸般の事情で夢が叶わなかった経験を持つ太田氏は、ふとした縁がきっかけで東京・浅草の問屋に入社。そこで靴作りに関して一からみっちりと学んでから独立したこともあり、感覚的な一面を今でもとても大切にしているようだ。
メジャーブランドの人気モデルと比較すると、〈フラワーマウンテン〉のスニーカーは装飾的。ただ、ゴテゴテしているというよりは、どこかハンドクラフト的な優しさを感じる。自然へのリスペクトが強い同ブランドならではのグラフィックが描かれたスニーカーは、信頼できるパートナーと工場と出会うことで実現した、太田氏にとっては念願のプロジェクトでもある。

〈Walter Van Beirendonck〉と協業で作ったスペシャルなスニーカー

そんな〈フラワーマウンテン〉と「アントワープ6」として世界的に知られる〈Walter Van Beirendonck(ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク)〉がタッグを組んでリリースしたのが本日紹介している4モデル。ヨーロッパのモードブランドとしてカリスマ的な人気を持ち、影響力の強い〈ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク〉と日本のアウトドアスニーカーブランドの協業アイテム…それだけでワクワクしてしまう。もちろん実際のデザインもご覧の通りの素晴らしさ。ポップとダークが共存する独自のグラフィックと手作業の温かさ、最先端ファッションからオーセンティックなデニムスタイルまで(意外なほど)マッチする独特の存在感。どの部分を切り取っても王道ブランドにはなかなかない際立った個性がある。


ゴツゴツした立体的なソールと幾重にも重なるアッパーのバランスが秀逸。さり気なく市松模様のグラフィックがある「KOTETSU」は17,400 円(セール価格)。

真上から見るとダークブルーの市松模様がより目立って見える。


もうひとつの「KOTETSU」はアッパーの一部にフラワーデザインがプリントされる。メンズライクなデザインに中性的なフラワーデザインが入り装飾的に。17,400 円(セール価格)。

左右で花の模様が異なる。日本古来の絵画を彷彿させる和のテイストが近未来的なスニーカーデザインと融合。

ポップとダークが共存するオリジナルデザイン
巷に溢れる「映え」スニーカーをまとめて蹴散らす存在感!

ダークブルーを基調としたアッパーにビビッドな蛍光グリーンのソールがコントラストとして効いている。これぞ「映え!」と言いたくなるけれど、もちろん製作側はSNSでの受けを狙ってデザインしたわけではない。
〈フラワーマウンテン〉にはもっと落ち着いた配色のモデルも用意されているが、〈ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク〉とのコラボレーションモデルはダークで落ち着いたトーンとポップで明るいトーンを一足で味わえるのが魅力だ。ソールは4モデルすべてが蛍光グリーンで統一されており、アッパーはベースモデルの形状を維持しながら色やグラフィックで通常モデルと差別化を図っている。


こちらはアッパー前面にフラワーデザインがプリントされた「PAMPAS」。このデザインからは特に自然界の美しさを強く感じる。ソールのグリーンが植物の葉で、その上に花が咲いているように見える。デザイナーの創造力がまさに花開いたアイデアだ。

ド派手なのに日本的な侘び寂びを感じるのは、花の描き方が日本的だからだろうか。


モノトーンの市松模様の「PAMPAS」。ブランドの背景を知るとチェッカーフラッグではなく市松模様に見えるから不思議。

黒ではなく蛍光グリーンのソールであることが、デザインで遊べる最大の秘訣だ。

スニーカー業界の常識を破るオリジナリティ
〈フラワーマウンテン〉なら足元で思いっきり遊べる!

確かな個性と従来のスニーカー業界にはなかった常識破りの製法で世界を相手に展開する〈フラワーマウンテン〉。パリの〈コレット〉は閉店してしばらく経つが、〈KITH NY(キースNY)〉や〈ANTONIOLI(アントニオーリ)〉、〈SLAM JAM(スラムジャム)〉といったカリスマショップで取り扱われている。日本では伊勢丹新宿店を筆頭に限られた店舗で扱われており、今回紹介している〈ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク〉とのコラボレーションモデルは大阪の名店〈Why are you here?〉で販売中。何とセールで大幅に安くなっているので、完全に売り切れてしまう前に要チェックを。〈フラワーマウンテン〉のスニーカーなら王道ブランドにはないユニークなデザインで、足元を大いに楽しめる。

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