goro's Cross with Gold Rose Pendant

男性的なワイルドさと中性的な品格がミックスされた goro’s のローズ付クロスペンダント

胸元で強烈な存在感を放つ〈goro’s〉のクロスペンダントがひとつあれば、それ自体が自分のアイコンになる


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : CORNER

王道のフェザーやイーグルとは一味違う魅力がある

数えきれないほど多く存在するシルバーアクセサリー/ジュエリーブランドの中で絶対的な違いを見せつける〈goro’s(ゴローズ)〉。日本人として初めてネイティブアメリカンから「イエローイーグル」というホーリーネームを授かった伝説的なデザイナー兼クラフトマンである高橋吾郎氏が立ち上げた〈ゴローズ〉は、安易なトレンドとはもっとも遠い位置にありながら、今も東京・原宿の地で他にはない存在感を示し続けている。インターネットで商品を売り、セレクトショップに卸すことが常識になった今の時代でも、原宿にある直営店舗でのみ販売するスタイルを決して崩さないところからも、いかに〈ゴローズ〉が孤高の存在であるかが伺える。
【併せてチェックしたい】
goro’s のフェザーに宿る力
原宿店には平日でも連日入店する権利を得るために長蛇の列ができる。もちろん真冬や真夏であっても。この光景は東京に暮らすファッション好きにとっては見慣れた光景だろうが、限定アイテムやレアモデルの発売日以外で行列ができることは、冷静に考えると異常と言っていいだろう。彼らの多くが求めるのは、フェザーやイーグルモチーフのアイテムのネックレスやペンダント、リング。美しいデザインのフェザーとイーグルは自分が何歳になっても身に着けられる普遍的な魅力を備えているので、もし初めての〈ゴローズ〉として何を買うべきかを迷っているのなら、きっと私もフェザーをおすすめすると思う(イーグルは本当に本当に手に入れにくい)。
とはいえ、〈ゴローズ〉には他にも魅力的なデザインが多く存在する。本稿では“隠れファン”が多いクロスモチーフのペンダントをセレクト。胸元で強烈な存在感を放つクラシックなクロスペンダントには、王道のフェザーやイーグルとは一味違う魅力がある。

goro's Cross with Gold Rose Pendant
goro's Cross with Gold Rose Pendant

goro's Cross with Gold Rose Pendant
goro's Cross with Gold Rose Pendant

マスキュリンと中世的な品格のミックス

〈ゴローズ〉のクロスペンダントは、〈CHROME HEARTS(クロムハーツ)〉のようなゴシック系デザインに見慣れていると、ごくシンプルに映るかもしれない。直線的でエッジーなシェイプと立体的な造形は迫力があるが、クラシックそのもの。〈ゴローズ〉というブランド自体を知らない人が見れば、100年前のヴィンテージだと言われても信じてしまいそうだ。
写真のペンダントは経年変化で全体が黒っぽく酸化しており、ますます凄みのあるオーラを漂わせているが、中央に配置されたゴールド製のローズが独特な気品を与えている。マスキュリンと中性的な品格のミックスも〈ゴローズ〉ならでは。買えるのであれば年代を問わず買いたいと思うだろうけれど、この渋いクロスペンダントは、10代の若者よりも40歳を過ぎた大人世代にこそふさわしいかもしれない。
〈ゴローズ〉のローズ付クロスペンダントは、CORNER 公式オンラインサイトで販売中。価格は120万円となる。
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