goro's Feather pendant

goro’s のフェザーに宿る力

一枚のフェザーがもたらすパワーと「特別なモノを身に着けている」というこの上ない喜び。原宿の伝説〈goro’s〉が作る永久定番アイテム、フェザーペンダントの魅力を探る。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : RINKAN

深い多幸感を感じるモノ

ジュエリーは男女問わずいつだって特別な存在だ。流行に乗る楽しさよりも、自分が心から好きなモノを身に着ける幸せをしみじみと感じるモノ…高揚感と安心感という相反する気持ちが共存し、大げさに言うと深い多幸感を感じるモノではないだろうか。
日本にも数多くのジュエリーブランドが存在するが、〈goro’s(ゴローズ)〉がもっとも特別なブランドだと思う方はきっと多いはず。日本人として初めてネイティブアメリカンから「イエローイーグル」というホーリーネームを授かった伝説的なデザイナー兼クラフトマンである高橋吾郎氏が立ち上げた〈ゴローズ〉は、安易なトレンドとはもっとも遠い位置にありながら、今も東京・原宿の地で他には代えがたい存在感を示し続けている。本稿では〈ゴローズ〉の中でももっともスタンダードなアイテムのひとつであるフェザーペンダントをピックアップ。一枚の羽根に宿る力強いパワーを探ってみよう。
フェザー 中 左向きは、その名の通り左を向いたミドルサイズのフェザーペンダント。同じデザイン・サイズで右向きもあるので、好みで選ぶことができる。
大空を優雅に舞うイーグルのフェザーを模したペンダントは、まるでペンで描いたように繊細な強弱のある彫金が施されており、ただただ美しい。ペンダントとしては大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズ感なので、男女問わず毎日身に着けられる汎用性があるところも魅力的だ。

goro's Feather pendant
goro's Feather pendant

goro's Feather pendant
goro's Feather pendant

goro's Feather pendant
goro's Feather pendant

後発ブランドに多大な影響を与えたマスターピース

美しい彫金が施されたペンダントの裏を見てみると、〈ゴローズ〉を象徴するロゴが上部に配されている。イーグルが太陽に向かって空高く飛ぶ姿をアイコン化したこのロゴも、〈ゴローズ〉を身に着けているという満足感をより一層高めてくれるデザインだ。ちなみに本稿でセレクトしたペンダントは新品状態に近いコンディションを保っているので全体がシルバーカラーを維持しているが、着用し続けることによって燻したようなコントラストができてくる。その変化具合はオーナーの身に着ける頻度等によってまちまちであり、そういった部分にもシルバージュエリーならではの楽しみ方を見出せるはず。
日本のファッションシーンを象徴するストリートのゴッドファーザー、藤原ヒロシ氏をはじめ、20代の頃から高橋吾郎氏との親交があった木村拓哉氏、ファッションだけではなくライフスタイル全般が憧れの対象になっている長瀬智也氏など、日本を代表する著名人たちもお守りのように身に着け続けている〈ゴローズ〉のフェザーペンダントには、ファッションを超えた力強さがある。〈ゴローズ〉の後に生まれたネイティブ系のジュエリー/アクセサリーブランドのほぼすべてに影響を与えたという点でもとてつもなく偉大だ(後発ブランドが作るフェザーを見ると「結局〈ゴローズ〉でいいんじゃない?」と思ってしまう人も多いはず)。卓越したデザインセンスと身に着ける人を考えたバランス感覚、数々の伝説やエピソード、いまだに原宿のショップでしか販売しないという頑なな姿勢も含めて、〈ゴローズ〉が作るジュエリーには他のブランドでは味わえない圧倒的な特別感がある。ネイティブアメリカンたちにとって神聖な存在であるイーグルのフェザーを具現化したペンダントは、〈ゴローズ〉に憧れを持つ人にぜひ手に入れてほしい逸品なのだ。
先に述べたように〈ゴローズ〉はインターネット販売を一切行っておらず、原宿の店舗でだけ販売するスタイルをとっている。本稿で紹介しているフェザー 中 左向きは〈ゴローズ〉の中古アイテムを日本一取り扱う「RINKAN 公式オンラインストア」にて販売されているので、気になる方はチェックしてみよう。
LIVE IN RUGGEDがお届けする〈ゴローズ〉の記事はこちら
ちなみにRINKAN が真贋鑑定サービス「SEES BY RINKAN」をスタートしていたことはご存じ?
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