Hender Scheme x Tod's

HENDER SCHEME×TOD’S 異色のコラボレーションが9月28日から発売開始

日本のファッション史に残る衝撃のコラボレーション。イタリアのラグジュアリーブランドと日本のレザーブランドが相まみえると、遊び心たっぷりのファッションアイテムがいくつも誕生した。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : TOD’S

〈エンダー・スキーマ〉の柏崎氏のクリエイティビティが遺憾なく発揮されたスペシャルすぎるコラボレーション

浅草のレザーブランドがイタリアのビッグメゾンと対等の関係で商品を開発した。こう書くと〈HENDER SCHEME(エンダー・スキーマ)〉を軽く見ているように思われるかもしれないけれど、決してそうではない。むしろ〈エンダー・スキーマ〉のモノ作りにおける独創性と品質の高さにおいては今さら説明の必要性もないほどだし、ヨーロッパが主戦場の大きなブランドとタッグを組んで違和感があるわけでもない。しかし、かつてよりも明らかに規模が縮小しつつある日本の皮革産業にとっても、このコラボレーションは非常に意義がある。浅草は昔から手工芸の歴史を持つ街なので、そこで作られているブランドがファッションの本場であり長い歴史を持つイタリアンブランドと共同で商品を作ったことは、やはり歴史に残る快挙なのだ。
〈TOD’S(トッズ)〉は1920年代に設立したイタリアの老舗ブランド。上質なレザーシューズやバッグなどの革製品はもちろん、優雅で洗練されたアパレルコレクションも男女問わず世界中で愛されている。〈エンダー・スキーマ〉もまた、上質な革製品をメインに制作するブランド。レザーが得意という共通点はあれど、両者が一緒に何かを作るなんて誰も想像していなかったのではないだろうか?
水面下で動いていた期間を含めると4年近い歳月を掛けて作ったという本コラボレーションは、両者が得意とするシューズやバッグはもちろん、アパレルも数多く登場。〈エンダー・スキーマ〉のデザイナーを務める柏崎亮氏は「やるからにはお互いのスタンダードをなぞるだけのものにはしたくなかった。うちにとっても、〈トッズ〉にとってもチャレンジングなことをしたくて。色々と考える中でTOD’SのTとDを入れ替えることを思い付いて。『DOT’S(ドッツ=点)』は〈トッズ〉を象徴するぺブルソールにも見立てられるし、天の連続で線を描くイメージが自然と湧きました」。とインタビューで語っている。
日本とイタリアという国籍と言語の違いを克服すべく、まずは靴のサンプルを作り、それを通してコミュニケーションを取ったのだという。〈エンダー・スキーマ〉の普段のモノ作りで培った技術を駆使しながら対話を重ね、結果的に全6型あるうちの5型は〈トッズ〉のクリエイティブ・ディレクターや職人とゼロから作り上げることに成功。その出来上がりに関しては柏崎氏も大満足なのだとか。
アパレルコレクションにおいては、〈トッズ〉らしいイタリアンシルエットで構築するのではなく、ボックスシルエットやドロップショルダーといった柏崎氏が普段好んで着ているシェイプに。イタリアンブランドらしいコンサバティブなスタイルをそのまま表現するのではなく、柏崎氏と〈トッズ〉のディレクターが「2021年の今、両者で作るなら」という視点で作られているところが新鮮だ。
だから、シューズもウェアもトラッドさやオーセンティックな空気感を色濃く残しながら、とても今っぽい。上から見るとかっちりとしたウイングチップシューズやコインローファーも、裏返すとびっくりするくらい大きなドットがソールに張り付いている。実用性も兼ね備えながらデザイン的な遊び心をさり気なく表現する方向性はいつもの〈エンダー・スキーマ〉のモノ作りに共通していて、見ているだけでほっこりとしてしまう。ポップなカラーを採用したスウェードのミュールや〈エンダー・スキーマ〉らしさあふれるヌメ革のスニーカーなど、このコラボレーションは目移りしてしまうほど多彩!ユニセックス展開なのでパートナーとお揃いで楽しむのも良いかもしれない。


〈トッズ〉を象徴するスニーカー「タブズ」をオマージュ。〈エンダー・スキーマ〉でも多用されるイタリアンバケッタレザーを贅沢に使用した、本コラボを代表する一足だ。80,300円。

規格外の巨大なぺブルソールを組み合わせたウイングチップブーツ。紐を結ぶ必要がなく、引っ張ることでフィット感を調節できる。174,900円。


イタリアンブランドらしい色彩豊かな表情を表現したミュールシューズ。中敷きにスポンジを入れることで快適な履き心地も実現。86,900円。

毛足の長いファーがアッパーに付くモカシンシューズは、いかにも軽量で快適そう。124,300円。


配色を強く意識したというトレンチコートは、部位によって色分けされている。こちらも本コラボを象徴するアイテム。281,600円。

襟を立てると首元の防寒性もバッチリのダウン。左胸の下にあるブランドネームが上質さをさり気なく演出する。256,300円。


襟を立てないとスッキリした着方も可能。ズドンと落ちるワイドパンツも今っぽい。86,900円。

ウエスタンブーツの飾りステッチからヒントを得たというオリジナルのステッチがスリーブを飾るスウェードのトラックスーツジャケット。281.600円。


バックポケットからぶら下がるレザー製のパッチとサイズ表のタグは、そのまま外さずに着てもいいし、外してもOK。12.5ozの岡山県産デニムを使ったワイドストレートジーンズ。86,900円。

本コラボを象徴する「ドッツ」を表現したショルダーバッグも登場。クロスボディ、ワンショルダー、ハンドバッグの3WAY仕様は〈エンダー・スキーマ〉用に柏崎氏が温めていたアイデアだったという。251,900円。


ウィメンズのウェアもローンチされる。マントのように大胆なポンチョは真冬の羽織物として活躍してくれそう。胸元に〈エンダー・スキーマ〉らしいヌメ革を使ったベルトが付属している。価格未定。

ユニセックスで着られるプルオーバーシャツはパートナーとシェアもできる。価格未定。

「スキマ」らしさと〈トッズ〉の華やかで洗練されたイメージが融合した珠玉のコラボは9月28日(火)発売

じっくりとディテールをチェックするとしっかりと〈エンダー・スキーマ〉らしさを感じられながら、イタリアンブランドならではのエレガントな空気感も漂う本コラボレーション。気軽に手を出せる価格ではないけれど、間違いなく発売と同時に売り切れが続出するレアピースになるだろう。
コロナウイルスの影響で昨年からファッション業界自体に元気がなくなっていたが、ヨーロッパを中心にアフターコロナの動きが徐々に活発になってきた今日この頃。〈エンダー・スキーマ〉と〈トッズ〉という異色の組み合わせを素晴らしいサプライズとして楽しみながら、9月28日(火)の発売日を心待ちにしたい。
なお日本国内での販売は、〈トッズ〉の銀座店をはじめとした一部の直営店およびオンラインストア、〈エンダー・スキーマ〉の直営店であるスキマ恵比寿とオンラインストアなどで実施予定。併せてDOVER STREET MARKET GINZAや阪急メンズ大阪、伊勢丹新宿店本館およびメンズ館では本コラボレーション用に制作されたムービーの世界観を空間に落とし込んだポップアップスペースも順次展開予定とのことなので、こちらもお近くにお越しの際はチェックしてみよう。
LIVE IN RUGGEDがお届けする〈エンダー・スキーマ〉の記事はこちらから。

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