Enchanted pony hair Lewis Leathers

ルイスレザーズのポニーヘア・ライダースで人とは違うラグジュアリーを楽しむ

王道ブランドが作る異素材使いのライダースジャケット。レザー好きとファッション好きの両方から一目置かれるポニーヘアのライダースジャケットで、この秋冬はラグジュアリーに過ごそう。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : HIDE AND RIDE

ラグジュアリーでレアなポニーヘアの〈ルイスレザーズ〉が欲しい!

既に何着も持っているのに毎年欲しくなってしまうのがライダースジャケット。特に〈LEWIS LEATHERS(ルイスレザーズ)〉のような老舗ブランドの定番モデルはいくつになっても憧れの気持ちが消えない。あまりの人気に直営店にはほとんどストックがないと噂される〈ルイスレザーズ〉のサイクロンやライトニング、ドミネーターといった名作には決して色褪せない魅力がある。〈SCHOTT(ショット)〉のようなアメリカのレザーブランドがワイルドなバイカー系を地で行くスタイルだとしたら、〈ルイスレザーズ〉はシュッと洗練された雰囲気が強いことも人気の秘訣だろう。美しいシルエットと削ぎ落としたデザインはファッション的にも合わせやすく、それでいてリアルライダースブランドとしての風格も世界トップクラス。まさに本物を求める最高の逸品だ。
完全無欠と言える〈ルイスレザーズ〉のライダースジャケットを初めて購入するのであれば、定番のカウハイドやホースハイド、または着やすいシープレザーが絶対におすすめ。しかし、もしあなたが2着目の〈ルイスレザーズ〉を探しているか、レアモデルを検討しているのであれば、本記事で紹介するポニーヘアを使ったモデルが最善の選択になるかもしれない。
ポニーヘアを使ったモデルはライダースジャケット本来の無骨さに独特の色気やラグジュアリー感をプラスしてくれる。見た目的な存在感も非常に強いことからポニーヘアを選ぶ人が非常に少なく、人と被りにくい点もアドバンテージと言えるだろう。ただし、店頭での遭遇率は極端に少なくなることは覚悟しておきたい。前述のように定番モデルでさえ常にストックが少ない中、ポニーヘアのマイサイズに出会える確率は相当に低いと言っていいだろう。恐らく定番の素材に比べて生産数自体もかなり少ないのではないだろうか。だからポニーヘアを買う!と心に決めてもそう簡単には購入できない可能性の方が高い。毎年生産されていることは間違いないので、〈ルイスレザーズ〉の直営店でオーダーをすれば時間は掛かっても手に入れることは可能なはずだ。つまり、ポニーヘアは根気が必要なライダースジャケットということ。それでも下のフォトギャラリーをご覧いただければわざわざ時間を掛けてまで手に入れる価値があることはご理解いただけるはず。

ファッションアイテムとして周囲と差別化できる逸品

光沢のあるレザーと毛足の長いポニーヘアのコンビネーションは新鮮そのもの。見慣れたはずのサイクロンやライトニングがいつもとはまったく違う表情を見せてくれる。シックにブラック×ブラックにするか、ブラック×ネイビーで色の違いを楽しむかは大いに悩みそうだ。
ライダースジャケットが本来ギアに近いウェアであることを考えると、ポニーヘアで飾ったこれらは硬派なバイカーが見ると違和感を感じる類かもしれない。しかし、着こなしにラグジュアリーを追加してくれる異素材使いはライダースジャケットをファッションとして思いっきり楽しみたい人にとっては満足度が非常に高い逸品。アーム部分のレザーは着こむほどに腕の形に沿って立体的な形状になり、ボディ部分のポニーヘアはエイジングしにくい。その不思議な組み合わせも楽しめてこそ上級者というもの。この秋冬、唯一無二のライダースジャケットとしてぜひ検討してみてほしい。
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