PALACE ENGINEERED GARMENTS – 国境を越え、本格的なアウトドアスペックを備えたコレクションが登場
両ブランドにとって初となるコラボレーションは、ストリートテイストを強く含みながらメンズウェアの根源のひとつであるアウトドアスペックを多く備えたデザインに。
国境を越え、異色のコラボレーションが実現
イギリス・ロンドンを代表するスケート/ストリートブランドである〈PALACE SKATEBOARDS(パレス・スケートボード)〉とアメリカ・ニューヨークを拠点に長年活動するファッションブランド〈ENGINEERED GARMENTS(エンジニアード・ガーメンツ)〉の初コラボレーション「PALACE ENGINEERED GARMENTS(パレス・エンジニアード・ガーメンツ)」が実現。9月17日(土)にローンチされる。
一方はスケートブランド、もう一方はアメトラやミリタリーをベースにしたオーセンティックなファッションブランド。傍から見ると関係性がないばかりか、お互いに興味がなさそうに見えてしまう組み合わせだ。
〈パレス・スケートボード〉は2009年にLev Tanju(レヴ・タンジュ)氏が率いるスケートチームを中心にイギリス・ロンドンで設立。スケートブランドと言えばアメリカ・ニューヨークの〈Supreme(シュプリーム)〉やロサンゼルスの〈Stussy(ステューシー)〉が神のような存在であり、教科書的存在であることは説明不要だろう。〈パレス・スケートボード〉も先駆者たちの影響は色濃く受けているものの、ロンドンのスケート/ストリートカルチャーを多分に含んだスタイリッシュで洗練されたデザインにより、瞬く間に世界的なブランドへと成長した。アイコニックで大胆なロゴを使ったグラフィックや、普遍的なメンズウェアを独自にアレンジするセンスで従来のストリートファッションに新鮮な驚きを与えた〈パレス・スケートボード〉は、間違いなく今もっともアイコニックなストリートブランドのひとつと言える。
〈パレス・スケートボード〉は2009年にLev Tanju(レヴ・タンジュ)氏が率いるスケートチームを中心にイギリス・ロンドンで設立。スケートブランドと言えばアメリカ・ニューヨークの〈Supreme(シュプリーム)〉やロサンゼルスの〈Stussy(ステューシー)〉が神のような存在であり、教科書的存在であることは説明不要だろう。〈パレス・スケートボード〉も先駆者たちの影響は色濃く受けているものの、ロンドンのスケート/ストリートカルチャーを多分に含んだスタイリッシュで洗練されたデザインにより、瞬く間に世界的なブランドへと成長した。アイコニックで大胆なロゴを使ったグラフィックや、普遍的なメンズウェアを独自にアレンジするセンスで従来のストリートファッションに新鮮な驚きを与えた〈パレス・スケートボード〉は、間違いなく今もっともアイコニックなストリートブランドのひとつと言える。
〈エンジニアード・ガーメンツ〉は〈NEPENTHES(ネペンテス)〉のオリジナルブランドとして1999年に誕生したニューヨーク発祥のブランド。デザイナーの鈴木大器氏主催のもと、企画から生産まですべてを地元(ニューヨーク)で行うという現代では稀有なブランドとしても知られている。コストカット目的でアメリカ本国での生産を打ち切り、人件費の安いアジアに生産拠点を持つブランドが数え切れないほど多い中、〈エンジニアード・ガーメンツ〉は徹底的に「メイドインアメリカ」を貫いており、その頑固さとクオリティへのこだわり、反骨精神が世代を超えて多くの支持者を集めている。古き良きアメリカを感じさせるオーセンティックなアメトラやミリタリーをベースにしながら、ブランド独自のオリジナリティをさり気なく表現するセンスも超一流。トレンドやシーズンを問わず常に本物を求める男女から愛されている老舗ブランドだ。
トップスからキャップまで、ジャンルを超えて着用できるラインアップに
出自も方向性も異なる両ブランドのタッグ自体に意外性があり、率直に言うと驚いたというのが最初の感想。しかし、発表されたLOOK画像と商品を見ると、思いのほか違和感がなく自然に成立しているところが面白い。
本コラボレーションではGORE-TEX®(ゴアテックス)によって完璧に近い防水性を備えたジャケットとパンツ、エクスプローラーハットをはじめ、リップストップコットンを用いたトラックトップとパンツのように、機能性を重視したアイテムが登場。さらにパネルチェック柄のシャツやパッチワークがポイントのフリースパーカー、ヘヴィーオンスのTシャツ、ネル生地やリップストップ生地のキャップもラインアップし、いずれもジャンルを超えて着用できるデザインになっている。
本コラボレーションではGORE-TEX®(ゴアテックス)によって完璧に近い防水性を備えたジャケットとパンツ、エクスプローラーハットをはじめ、リップストップコットンを用いたトラックトップとパンツのように、機能性を重視したアイテムが登場。さらにパネルチェック柄のシャツやパッチワークがポイントのフリースパーカー、ヘヴィーオンスのTシャツ、ネル生地やリップストップ生地のキャップもラインアップし、いずれもジャンルを超えて着用できるデザインになっている。
オーセンティックなメンズウェアにストリートのスパイスを少量効かせた珠玉のデザイン
根底に流れるのはオーセンティックなメンズウェアへのリスペクトだ。数十年前から綿々と続くアウトドアやミリタリーの世界にある機能へのこだわりやメンズならではのタフな世界観を強調しながら、少量ながらストリートファッション特有の若々しさやワルの雰囲気がスパイスのように効いている。これは、相反するように見える〈パレス・スケートボード〉と〈エンジニアード・ガーメンツ〉がお互いのモノ作りに尊敬の思いを込めて作った理想的な洋服であり、あまりにも安易に実現しているファッション業界におけるコラボレーションへのアンチテーゼなのかもしれない。
「PALACE ENGINEERED GARMENTS(パレス・エンジニアード・ガーメンツ)」は9月17日(土)より「PALACE SKATEBOARDS TOKYO」および同ブランドの公式オンラインストアにて発売予定。レアなコラボアイテムだからではなく、来年も再来年も着続けられるタフなメンズウェアをお探しの方にこそ着ていただきたい。
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ドイツのファッションメディア HIGHSNOBIETY が自動車メーカー RUF とのコラボレーションコレクションを展開していたことはご存じ?
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ITEM CREDIT
- PALACE ENGINEERED GARMENTS:Collaboration collection