TOGA × atelier A

TOGA × atelier A – ダウン症、自閉症の子供たちが描いた絵をTシャツとトートバッグに

子供たちの瑞々しくピュアな感性が爆発するアートを着る喜び


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : TOGA

作為的なデザインではなく、感情が赴くままに描かれた絵だけが持つ美しさをファッションに

古田泰子氏が1997年に東京で立ち上げたファッションブランド〈TOGA(トーガ)〉が、2003年に設立された絵の教室「atelier A(アトリエ・エー」とコラボレーション。ダウン症、自閉症の子供たちが描く絵をTシャツとトートバッグとして商品化したものが発売された。
「atelier A(アトリエ・エー」は年齢や障害の程度を問わず誰もが参加できる場として開放された絵の教室。ダウン症、自閉症の子供たちが自由な創作テーマのもとに参加し、絵や写真、歌、ダンスなど表現手法を問わずそれぞれの好きな方法で月に一度でき上がった作品が発表されている。
〈トーガ〉の古田泰子氏は「アトリエ・エー」に約10年前からボランティアスタッフとして参加。今年「アトリエ・エー」が20周年を迎えたことを記念し、教室に通うメンバーの中から土岐 健太(Kenta Toki)、稲坂 厳(Tsuyoshi Inasaka)、星野 雅和(Masakazu Hoshino)の作品を使用したTシャツとトートバッグをブランドとしてデザインし、商品化される運びとなった。
まずは、子供だけが持つ瑞々しくもピュアな感性が何の遠慮もなく表現された絵の力を以下のフォトギャラリーから感じてみよう。

TOGA × atelier A
TOGA × atelier A

TOGA × atelier A
TOGA × atelier A

TOGA × atelier A
TOGA × atelier A

TOGA × atelier A

子供たちの異なる個性が光るコラボレーション

土岐 健太が描いたタイプは「通路(Passage)」というテーマのもと、ドット絵のような不思議な造形で描かれた。星野 雅和は「プラレール(Plarail)」というテーマでプラスチック製のプラレールが縦横無尽に走る様子を自由に表現。Tシャツとトートバッグが用意された。そして稲坂 厳は「カクテルシリーズ(Cocktail Series)」の名の通り、涼しげなカクテルが4つ並ぶ可愛らしい絵を披露。いずれも原画をそのまま活かしたうえで「TOGA」と「atelier A」の名前が手描きで加えられた特別なデザインとして仕上げられている。
それぞれの子供たちの異なる個性が光る〈トーガ〉×〈アトリエ・エー〉のコラボレーションコレクションは、「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」コクヨ株式会社が社員とその家族・友人向けに開催する夏フェス「SUMMER FES 2023」、そして〈トーガ〉の限定店舗で発売予定。
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