TSUCHIYA KABAN™ が新時代のマッシュルームレザー「Mylo™」を用いたバッグ2種を発売
キノコの菌糸体を原料とする新時代の代替レザー「Mylo™」を使い、〈TSUCHIYA KABAN™〉の職人とデザイナーが試行錯誤を繰り返しながら完成させたエピックな逸品
本物に近い素材感と安定した供給で世界から注目される新素材「Mylo™」を全体に採用
日本を代表するレザーブランド〈TSUCHIYA KABAN™〉が、世界が注目する新時代の素材「Mylo™（マイロ）」を全体に使ったバッグ2型を完成させた。見た目からキノコを彷彿させるハンドバッグと、男女問わず使えるスクウェアショルダーバッグが8月18日（金）より全国の「TSUCHIYA KABAN™」店舗でいち早く発売されている。
まずは「Mylo™」について簡単に説明しよう。「Mylo™」はアメリカの「ボルトスレッズ」社が開発したキノコの菌糸体（菌が構成する糸状の組織体）を原材料とする新時代の代替レザーのこと。サステナブルやSDGsが浸透しつつある現代では様々な代替素材が開発されているが、「Mylo™」の特徴はレザーのような上質な風合いと質感を備えていることと、安定した供給が見込まれていること。言うまでもなく「本物」に近くなければ代替素材として成立しないが、素材感が限りなく本革に近い性質を持っている点において「Mylo™」はかなりのアドバンテージを持っていると言っていいだろう。さらに供給量が安定しているということは、今後ますます世の中に浸透していく可能性が高い。さらにこの素材は加工によってさまざまな表情と柔軟性を与えることができるという。
「Mylo™ ハンドバッグ」はキノコ由来の素材であることを具現化したようなユニークな形状が特徴。そう、見たままキノコの形をしているのだけれど、球体のシルエットを平面のパーツで構成することで愛らしさにモダンな印象をプラスしており、ハイブランドが製作したと言ってもまったく違和感がないほどファッション感度が高い。ファスナーとステッチをオールブラックに統一したモードな雰囲気も魅力だ。
「Mylo™ スクエアショルダー」はシンプルなデザインのショルダーバッグ。昨今人気のコンパクトなサイズ感ながら、シャープなスクウェア形なので男性でも違和感なく使うことができる。こちらは落ち着いた印象のナイロン生地とのコンビネーションで仕上げられており、ボディーバッグのように使うこともできる。
〈TSUCHIYA KABAN™〉スタッフの挑戦心が宿るモノ作り
注目度とインパクトという点ではアイコニックなキノコ形をした「Mylo™ ハンドバッグ」に軍配が上がるが、実生活での使いやすさにおいては「Mylo™ スクエアショルダー」がおすすめ…というのはいささか乱暴な評価だろう。球体のバッグがこの世に存在しないわけではないし、過去に存在した世界中のバッグを探れば多少似ているルックスのものも見つかるかもしれない。とはいえ、「Mylo™ ハンドバッグ」には〈TSUCHIYA KABAN™〉のモノ作りへの挑戦心…面白いモノを作ってやろうという気概…がギュッと凝縮されていると感じるのは筆者だけではないはず。そしてスタンダードな「Mylo™ スクエアショルダー」は同ブランドの優しさだ。誰もが使いやすいクセのないデザインで広く門戸を開くことも、今回のように代替素材を用いる場合はブランドとして必須だからだ。
〈TSUCHIYA KABAN™〉×「Mylo™」Second Collectionは、全国の直営店ではすでに販売中。述べたように8月19日（土）に開幕。気になる方は「公式オンラインサイト」では8月31日（木）から予約販売が開始される予定となっている。最先端のテクノロジーで生まれた「Mylo™」を使ったバッグが気になる方は、まずは店舗に足を運んでみてはいかがだろうか。
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ITEM CREDIT
- TSUCHIYA KABAN™ × Mylo™：Second Collection
