TSUCHIYA KABAN RENEWAL

土屋鞄製作所が TSUCHIYA KABAN™ にリニューアル – ロゴやブランドカラーなどを刷新

創業から半世紀を超えた〈土屋鞄製作所〉が、これからの未来に向けてブランドネームやカラーなど大幅なリブランディングを敢行した。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : TSUCHIYA KABAN

日本屈指のレザーブランドが世界を視野に入れてリニューアル

日本を代表するレザーブランド〈土屋鞄製作所〉が〈TSUCHIYA KABAN™〉にブランド名を変更。併せてブランドロゴやブランドカラー、パッケージをはじめとするリニューアルを行う。
〈土屋鞄製作所〉は1965年に創業。子供向けのランドセル作りから始まり、35年後に大人向けの高品質なレザーアイテムの製品を手掛けている。「時を超えて愛される価値をつくる」という革製品にとって至上の命題であるコンセプトは長い歴史の中で決してぶれることなく、現在はメンズ・レディース問わず様々なレザーアイテムを生み出している。
創業から58年目を迎えた2023年に大幅なリニューアルを敢行する理由は、世界に向けて広く発信していく決意の表れだという。〈土屋鞄製作所〉という漢字のみのブランド名は我々日本人にとっては非常に馴染み深いが、確かに海外の人々は英語表記がなければ名前を認識できない問題がある。ファンにとってはやや寂しさも感じるかもしれないが、リニューアルによって今後ますますブランドが発展していく姿を見ることは非常に楽しみでもあるはず。

TSUCHIYA KABAN RENEWAL
TSUCHIYA KABAN RENEWAL

TSUCHIYA KABAN RENEWAL
TSUCHIYA KABAN RENEWAL
TSUCHIYA KABAN RENEWAL

リニューアルを象徴するレザー製のバックパックも登場

リニューアルにあたり、先に述べたようにブランドロゴはこれまでの漢字表記から英語表記の〈TSUCHIYA KABAN™〉に変更。併せてブランドカラーを日本の伝統色である藍色からインスピレーションを受けた「TSUCHIYA BLUE」とし、ウェブサイトや商品購入時に付属するショッパーなどに反映する。新しいロゴとカラーは静謐で落ち着いた印象が強いが、その中に〈TSUCHIYA KABAN™〉内に秘めた情熱を感じるのは筆者だけではないだろう。
また、新生〈TSUCHIYA KABAN™〉を象徴する新商品が早くも登場した。ブランド名の頭文字である”T”を規則性のある連続模様として立体的に加工した「シグネチャーレイズド」仕様の「TSUCHIYA バックパック」は、これまでの同ブランドのプロダクトとは一線を画したデザイン性が特徴。こちらの斬新なバックパックに関しては後日詳細をお届けしたい。
〈TSUCHIYA KABAN™〉の新しい表現手法はまだ一端しか発表されていないが、人とものと時間を大切にする日本の「丁寧」という価値観と、そこから生まれたプロダクトを広く世界へ届けていくというミッションを掲げる〈TSUCHIYA KABAN™〉には今後ますます目が離せない。〈TSUCHIYA KABAN™〉のリニューアルや歴史について、詳しくは公式サイトをチェックしよう。
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