DENIME Lot232 Denim Jacket

帰ってきた DENIME – これからの季節に最適なデニムジャケットをチェック

時代を超えて愛されるカジュアルウェアの最高傑作、2ndタイプを〈DENIME〉流に解釈した一着


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : DENIME

これからの季節に最適なデニムジャケット

2022年3月に突如公式サイトと公式インスタグラムを閉鎖し、一度はブランドが完全に終了した〈DENIME(ドゥニーム)〉が、〈WAREHOUSE(ウエアハウス)〉の手で2023年春に復活するというニュースは、オーセンティックなデニムを愛するファン層に衝撃を与えた。ファッション業界は群雄割拠とはいえ、90年代のレプリカデニムブームを牽引してきた〈ドゥニーム〉が消えてしまうことはあまりにもったいない。だからこそ、通常はライバル関係にあるはずの異なるブランドが復活させたことを喜ばしく思うのは筆者だけではないはずだ。
この春復活した〈ドゥニーム〉がかつての黄金時代を取り戻すにはまだ少し時間が掛かるかもしれないけれど、クオリティーに関しては折り紙付きだ。本稿では今の季節にぴったりのデニムジャケットをピックアップ。クラシックでありながら同ブランドの知見を活かしたデニムジャケットは、スタイルを問わずに着こなしに絶妙なスパイスを与えてくれる。まずは以下フォトギャラリーからディテールをチェックしてみよう。

DENIME Lot232 Denim Jacket
DENIME Lot232 Denim Jacket

DENIME Lot232 Denim Jacket
DENIME Lot232 Denim Jacket

DENIME Lot232 Denim Jacket
DENIME Lot232 Denim Jacket

DENIME Lot232 Denim Jacket
DENIME Lot232 Denim Jacket

クラシックな2ndタイプのエイジングを思う存分楽しめる一着

ベースになっているのは永久定番品である2ndタイプ。両胸にポケットを備え、着丈の長さが程よい2ndタイプは数え切れないほど多くのブランドからサンプリングされているが、〈ドゥニーム〉はワークウェアのイメージがとれた時代の洗練性を大切にしながら、王道のクラシックなスタイルで構築。ご覧の通り、これ以上ないほどオーセンティックなルックスに仕上げられている。
使用されるデニムのオンスは公表されていないが、程よいコシとハリがある13~14oz前後だと推測。毛羽立った生機デニムで、当然ウォッシュ加工のないリジッドだ。〈ドゥニーム〉と言えば無数の点が発生するような色落ちが特徴で、オールドファンからは「点落ち」と呼ばれていることをご存じだろうか。新生〈ドゥニーム〉でも同ブランドらしい特徴的な色落ちを思う存分楽しむことができる。
36、38、40、42の4サイズ展開となる〈ドゥニーム〉Lot 232は「ドゥニーム 公式サイト」で販売中。価格は35,200円となる。
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