Nike が映画「エイリアン」から着想を得た Air Zoom Spiridon Cage 2 “Xenomorph” を発売

〈Nike（ナイキ）〉が、SFホラー映画の名作『エイリアン』にインスパイアされた新モデル、Air Zoom Spiridon Cage 2 “Xenomorph” を発売することが決定したようだ。

Air Zoom Spiridon Cage 2 は、〈STÜSSY（ステューシー）〉とのコラボレーションモデルとして2020年に誕生。とはいえ元ネタは2000年代初頭に生まれた Air Zoom Spiridon Caged で、当時のスタイルは引き継ぎつつも現代風にアップデートしたモデルとして世に解き放たれた。

今回発売がアナウンスされた Air Zoom Spiridon Cage 2 “Xenomorph” は、SFホラー映画の超名作として世界中にファンを抱える『エイリアン』からインスパイアを受けたもの。劇中に登場する異星人（エイリアン）の体表の質感を表現したフューチャリスティックなルックスが魅力だ。さっそく以下のフォトギャラリーからデザインおよびディテール、そして『エイリアン』の美しくも不気味な画像をチェックしてみよう。

オールブラックカラーの〈Nike〉Air Zoom Spiridon Cage 2 Xenomorph は、光沢感を際立たせながらマットに仕上げられた超クールなルックスに。スニーカーに合わせて服装もオールブラックにして、モードな着こなしを楽しみたくなる一足だ。
なお、映画『エイリアン』第一作は1979年に公開。続編の『エイリアン2』（1986年）、『エイリアン3』（1992年）、『エイリアン4』（1997年）とシリーズ化され、いずれも名俳優の Sigourney Weaver（シガニー・ウィーバー）が主役を務めた。作品ごとに形態は細かく変えながらもすべての作品に登場したエイリアンは、スイス出身の画家・イラストレーターのH・R・ギーガーが担当。成体は身長200cm以上、体重160kgという設定で、男性器を思わせる巨大な頭部と強靭な肉体、身長よりも長い尻尾、そして金属も溶かす強酸性の血液を持つ “完全生命体” として描かれている。口の中にもうひとつの口（インナーマウス）を備えるというグロテスクな造形や、卵から生まれたフェイスハガーが顔に張り付き幼虫を植え付けるという残酷極まる設定を記憶している方も多いだろう。なお、”Xenomorph（ゼノモーフ）” という呼称は『エイリアン2』で初めて登場。それ以来コアな『エイリアン』ファンは劇中のクリーチャーを “ゼノモーフ” と呼ぶことが多い。

本モデルは漆黒のカラーリングはもちろん、ケージで包まれた Zoom Air ユニットとラバーアウトソールが “Xenomorph” の外骨格を思わせるデザインに仕上げられている点も特徴だ。Air Zoom Spiridon Cage 2 の近未来的な造形＆デザインと相まって、『エイリアン』からのインスパイアを表現するベースモデルとして最適であることが分かる。
〈Nike〉Air Zoom Spiridon Cage 2 “Xenomorph” は近日中に発売されると報じられている。『エイリアン』を思わせる最高にクールな一足を迎えてみてはいかがだろうか。

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