Yohji Yamamoto がアーティストの津江村冴子と生み出した博物館級の激レアシャツを見よ
津江村冴子が描いた昭和初期の日本の女優や、当時流行していたY2Kスタイルを象徴するレイブ風プリントをフィーチャーした〈Yohji Yamamoto〉らしからぬド派手プリントのウルトラレアアイテム
〈Yohji Yamamoto〉としては異例なほど豊かな色彩を持つ伝説的なコレクション
〈Yohji Yamamoto(ヨウジ ヤマモト)〉という名前を聞いて、あなたはどんなイメージを思い浮かべるだろうか?ファッション業界の生きる伝説である山本耀司の姿が浮かぶ人もいれば、同ブランドの深遠なモードファッションの世界を浮かべる人もいるだろう。どちらにしても、そのイメージは黒一色に限りなく近いはずだ。しかし、〈ヨウジ ヤマモト〉にもカラフルな衣服が存在する。
2002年春夏コレクションで発売された本モデルは、〈YOHJI YAMAMOTO pour homme(ヨウジ ヤマモト プール オム)〉がアーティストの杖村さえ子とコラボレーションした伝説的なシャツ。同ブランドのコアなファンであれば知らない人はいないであろう名作であり、市場価値が非常に高いことで知られている。このコラボレーションでは、杖村さえ子が描いた昭和初期の日本の女優や、当時流行していたY2Kスタイルを象徴するレイブ風プリントをフィーチャー。〈ヨウジ ヤマモト〉としては異例と言えるほど色鮮やかなカラーを使い、大胆なグラフィックをプリントし、新しい時代を象徴するコレクションとして記憶されている。
博物館級の激レアアイテム
LSDシャツはコレクションのキーアイテムで、杖村さえ子がデザインした3つのキャラクター(光線銃を持った犬、ベティブープ、セクシーな豚)を描いた独創的なプリントが特徴。「LSD」の名の通り、見ているだけで異世界にトリップしそうなサイケデリックな世界観となっている。
このシャツを身にまとっている時に〈ヨウジ ヤマモト〉だと気づく人は、先に述べたように熱狂的な同ブランドのファンか、ハードコアなファッション好きだけだろう。そんなマニアックな逸品である点も魅力のひとつだが、長い歴史を持つ〈ヨウジ ヤマモト〉の中でもっとも象徴的なアイテムのひとつであり、紛れもなく博物館級の激レアアイテムなのだ。
〈Yohji Yamamoto〉2002 Spring Summer LSD button down by Saeko TsuemuraはGRAILED 公式オンラインサイトにて販売中。価格は5,000ドルとなる。
〈Yohji Yamamoto〉2002 Spring Summer LSD button down by Saeko TsuemuraはGRAILED 公式オンラインサイトにて販売中。価格は5,000ドルとなる。
ITEM CREDIT
- YOHJI YAMAMOTO pour homme:2002 Spring Summer LSD button down by Saeko Tsuemura