MM6 Maison Margiela が Dr. Martens と初コラボ、名作モデルをドッキングしたシューズ3型が発売
〈Dr.Martens〉を代表するクラシックモデルを〈MM6 Maison Margiela〉が脱構築し、オンリーワンのデザインに
〈MM6 Maison Margiela〉ならではの斬新な発想
〈MM6 Maison Margiela(エムエムシックス メゾン マルジェラ)〉と〈Dr.Martens(ドクター マーチン)〉が初コラボレーション…ビジュアル画像も商品画像も目にする前に頭に浮かんだのは、シュータンあたりにカレンダーをスタンプし、ボリューミーなソールに置き換えたようなデザインだった。ところが、蓋を開けてみるとこちらの期待を上回る斬新なルックス!単純に私の想像力が足りないだけの話でもあるかもしれないけれど、〈MM6 Maison Margiela〉は〈ドクター マーチン〉の名作シューズを見事に再構築した。
恐らく、目にした人全員が思わず二度見してしまったのではないだろうか。例えば、短靴からブーツがにょきっと生えているような斬新な発想は、まさに脱構築をフィロソフィーとする〈MM6 Maison Margiela〉ならでは。2024年秋冬コレクションのランウェイで披露されていたので、事前に目にした方も多いだろうけれど、改めて公表された写真を見ると、実にマルジェラらしい。そう思ったのは筆者だけではないだろう。
脱構築→ドッキング
この記念すべき両ブランドの初コラボレーションでは、〈ドクター マーチン〉を代表するクラシックモデルである8ホールブーツ(1460)と3ホールシューズ(1461)をドッキングした「THE 1460/1461 BOOT(7万1500円)」を筆頭に、10ホールブーツ(1490)と1461をドッキングした「THE 1490/1461 BOOT(7万1500円)」、そしてペニーローファーと1461をドッキングした「THE 1461/PENTON SHOE(6万6000円)」の3型が登場。各モデルには〈ドクター マーチン〉のAirWairヒールループと〈MM6 Maison Margiela〉のアイコニックなナンバリングが与えられ、特別なコラボレーションであることを主張する。
異なるレザーとカラーでコントラストを際立たせたデザイン
8ホールブーツと3ホールシューズを合体させた「THE 1460/1461 BOOT」は、オックスブラッドカラーのタフなスムースレザーにソフトなブラックバージニアレザーを組み合わせ、色と質感で大胆なコントラストを演出。つま先はスチールトゥで補強される。
10ホールブーツに1461のヴァンプトゥバージョンを合わせた「THE 1490/1461 BOOT」は、丸みのあるトゥがもたらす曲線美が特徴。こちらはブラック×ブラックのカラーリングなので、バージニアレザーとヴィンテージスムースレザーの異なる素材を組み合わせることで、同色でもコントラストのある印象に仕上げたという。
Penton ローファーと1461をハイブリッドさせた「THE 1461/PENTON SHOE」は、ペニーローファーのシュータンから1461がチラリと顔を出すような可愛らしいデザインに。こちらもブラックのスムースレザーとオックスブラッドカラーのレザーのコントラストが際立つ。
“マーチンらしさ”がありながらもまったく新しいシューズ
いずれも〈ドクター マーチン〉のアイコニックなイエローステッチがアクセントとして効いた本コレクションは、〈MM6 Maison Margiela〉の脱構築で“マーチンらしさ”がありながらもまったく新しいシューズへと生まれ変わっていることが最大の魅力。カジュアルからモードまで、どんな系統のファッションでも足元に絶大な存在感を放ってくれるだろう。
〈MM6 Maison Margiela〉x〈Dr.Martens〉の初コラボレーションコレクションは、MM6 Maison Margiela 公式サイトで発売中。気になる方はソールドアウトになる前にチェックしよう。
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ITEM CREDIT
- MM6 Maison Margiela x Dr.Martens:1st Collaboration Collection