
100%リサイクル素材で作られた JIL SANDER のダウンジャケット
アウター部分のナイロンはもちろん、ダウンまでリサイクル素材を使った〈JIL SANDER〉のサステナブルなダウンジャケットをチェック
100%リサイクル素材を使用
1月下旬にしては心なしか暖かい日が続いているけれど、まだまだヘヴィーアウターは欠かせない日が続く。真冬用アウターの代表格であるダウンジャケットを愛用している人曰く「一度ダウンを着るとこれなしでは過ごせない!」と言うほど暖かいらしい。確かにそうなのだろう。でも、私は自分で着たいと思えるダウンジャケットにあまり出合ったことがない。ダウンジャケットを象徴する有名ブランドの中には素敵だなと思うものもあるけれど、購入に至ったことはなく、アウトドアブランド系の本気仕様は自分にはToo muchな気がしてしまう。
そんな中見つけたのが〈JIL SANDER(ジル サンダー)〉のダウンジャケット。真っ先に惹かれたのがかっこつけすぎない印象のアースカラーだ。そして、アウター部分のナイロンはもちろん、ダウン素材までリサイクル素材を使っているというサステナブルな仕様にグッときた。








ミニマリズムの精神が宿る控えめなデザインも魅力
〈ジル サンダー〉のキルティングダウンジャケットは、クラシカルなダイヤモンドキルティングと現代的なリラックスフィット、程よいクロップド丈でどこかほっこりする見た目なのが嬉しい。色気やクールさを強調するダウンジャケットよりも、これくらいのテンションの方がデイリーウェアとして使いやすい気がする。
スタンドカラーにはインナーフードが隠されており、寒さが辛い時はフードを出して着用できるさり気ない優しさもGood。そして、目に見える表側にはブランドロゴが一切ないというミニマルさも本モデルの魅力だ。パッと見た他人はこれが何のブランドなのかが分からないという匿名性は、ロゴを押し出しすぎた昨今のカウンターとしても今っぽい。
スタンドカラーにはインナーフードが隠されており、寒さが辛い時はフードを出して着用できるさり気ない優しさもGood。そして、目に見える表側にはブランドロゴが一切ないというミニマルさも本モデルの魅力だ。パッと見た他人はこれが何のブランドなのかが分からないという匿名性は、ロゴを押し出しすぎた昨今のカウンターとしても今っぽい。
そして、冒頭で述べたようにナイロンもダウンも100%リサイクル素材である点も本モデルの特徴。サステナブルな作りのダウンジャケットも世の中の流れに合わせて増えているけれど、アウター部分もダウンも100%リサイクル素材というモデルは決して多くない。それを証明する内側のプリントラベルもミニマリズムの精神が宿っていて美しいのだから言うことなしの一着だ。
〈ジル サンダー〉のキルティングダウンジャケットはJIL SANDER 公式サイトで販売中。定価は404,800円もするのだけれど、本稿執筆時点ではセール中につき242,880円と半額に近い価格にプライスダウン中。気になる方はお早めに。
ITEM CREDIT
- JIL SANDER:Quilting Down Jacket 2024 Autumn Winter