Supreme が Marithé + François Girbaud とのコラボレーションコレクションを発表
キングオブストリートブランドがフレンチブランド〈Marithé + François Girbaud〉と異色のコラボ
革新的な発想で後続に多大な影響を与えた〈Marithé + François Girbaud〉
〈Supreme（シュプリーム）〉がフランスのファッションブランド〈Marithé + François Girbaud（マリテ + フランソワ・ジルボー）〉とのコラボレーションコレクションを4月5日（土）にローンチする。
〈マリテ + フランソワ・ジルボー〉は1972年にFrançois Girbaud（フランソワ・ジルボー）とMarithé Bachellerie（マリテ・バシェリー）がフランスで設立。ただし、両者の関係は「Western House（ウエスタン ハウス）」というデニムを得意とするショップで一緒に働いていた1964年から始まっている。店舗の在庫であるジーンズやジャケットを地元のコインランドリーで洗い、縮ませ、色褪せさせるという実験を繰り返し、デニムの新しいアプローチを模索。2人はデニムを人工的にエイジングさせた最初の人物と言われている。
その後1968年頃にマリテとフランソワはデニム、モールスキン、コーデュロイの生地、エイジングされたレザーを輸入して、独自の着古したスタイルを開発。正式に〈マリテ + フランソワ・ジルボー〉としてブランドを発足させてからもデニムにストーンウォッシュやレーザー加工などの先見的な実験を施し、さらにニットウェア、スポーツウェア、子供服、特殊なレザーウェアといったオリジナリティあふれるクリエイションでファッション業界に大きな影響を与えた。1978年に発表したバギーデニムや1981年のXポケット構造（ポケットを体の下部に移動することで、従来の5ポケットジーンズとは根本的に異なる洗練されたシルエットを実現）、1990年代後半に発表されたシャトルジーンズ（オーバーサイズの立体的なフィット感と調節可能なベルクロストラップを組み合わせた構造）などは同ブランドを象徴する革新的なアイテムだ。
ストリートファッションの象徴である〈SUPREME〉とフレンチブランドの〈マリテ + フランソワ・ジルボー〉の組み合わせは、それぞれのファンにとって意外だったはず。まずは以下フォトギャラリーからLOOKとアイテムをチェックしてみよう。
〈マリテ + フランソワ・ジルボー〉の独創的な服作りを〈Supreme〉の解釈で表現
本コラボレーションコレクションでもっとも人気を集めそうなのが「GILBAUD」の名が立体的に浮き上がる加工が施されたレザー製のボンバージャケットと、〈マリテ + フランソワ・ジルボー〉が得意とするデニムを使ったトラッカージャケット、バギージーンズ、デニムショートパンツ。カモフラ柄やメタリックな素材感が際立つダウンパファーベストや、グラフィティ調に両ブランド名をプリントしたホッケージャージもキーアイテムとなる。また、ストリートの定番であるフーディーやスウェットパンツ、Tシャツも充実。リッチなレザー製カーゴパンツはモード的な着こなしもおすすめしたい。その他、特製のロゴパッチを配したキャンプキャップやビーニー、トートバッグ、タオルまで豊富なラインナップで発売される。
〈Supreme〉x〈Marithé + François Girbaud〉2025年春のコラボレーションコレクションは〈Supreme〉直営店とSupreme 公式オンラインサイトで4月5日（土）に発売開始。即完売になるアイテムが多いと思われるので、気になる方はお見逃しなく。
ITEM CREDIT
- Supreme x Marithé + François Girbaud：2025 Spring Collaboration Collection
