海の生活から着想を得た PRADA のコットンコードマクラメバッグで、この夏の装いに差をつける
海の世界で生きる男たちが持っていたバッグから着想を得た25年春夏新作バッグは、コーディネートに確かな差をつけるアイキャッチなルックスが魅力
海からのインスピレーション
モノを持ち運ぶことが絶対条件であるバッグは、同時にファッションアイテムとしても重要な役割を果たす。だからバッグ選びは難しい。デザイン、形状、素材、容量、価格…それらを総合的に考えてジャッジしていくと、お金を出して欲しいと思えるバッグはとても少ないことに気づく。
ただ、近年加速度的に進んでいるキャッシュレス化の影響もあり、男女問わず持ち運ぶ荷物の量は減少傾向にあるようだ。そのため、機能性は最低限で、デザイン的な重要度が以前より増しているようにも感じる。
ただ、近年加速度的に進んでいるキャッシュレス化の影響もあり、男女問わず持ち運ぶ荷物の量は減少傾向にあるようだ。そのため、機能性は最低限で、デザイン的な重要度が以前より増しているようにも感じる。
〈PRADA（プラダ）〉は、ナイロンという従来は機能性重視の素材をラグジュアリーに昇華した初めてのブランドと言われている。レザーを使ったモノ作りも得意としているけれど、ミニマルなアプローチで斬新なアイテムを生み出すことは十八番と言っていいだろう。
2025年春夏コレクションで発売されたCotton Code Macrame Tote Bag（コットン コード マクラメ トートバッグ）は、海洋の世界からインスピレーションを受けて生まれた新作バッグ。かつての水兵や漁師が水上の仕事に繰り出す際に持っていたバッグを現代的に再解釈したユニークなルックスが魅力だ。
2025年春夏コレクションで発売されたCotton Code Macrame Tote Bag（コットン コード マクラメ トートバッグ）は、海洋の世界からインスピレーションを受けて生まれた新作バッグ。かつての水兵や漁師が水上の仕事に繰り出す際に持っていたバッグを現代的に再解釈したユニークなルックスが魅力だ。
クラフツマンシップと機能性、洗練された感性が絡み合うデザイン
本モデルは、バッグ本体は〈プラダ〉を象徴するRe-Nylon素材で構成。それを覆うように幾重にも編み込まれたコットン製のロープを全体に張り巡らせ、海の男が愛用していたバッグをラグジュアリーに表現した。ハンドル部分はさり気なく編み込まれたレザー素材であるところもポイントだ。
素材をディテールの組み合わせの妙で他メゾンとは一線を画すバッグを生み出した〈プラダ〉。奇をてらったようなルックスに感じる人もいるかもしれないけれど、このバッグは同ブランドのクラフツマンシップと機能性、洗練された感性が絡み合う素晴らしいアイテムだ。
〈プラダ〉のコットン コード マクラメ トートバッグは、プラダ 公式サイトで発売中。価格は29万7000円となる。
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