STONE ISLAND から、腐食加工を施した『CORROSION TREATMENT』コレクションがローンチ
通常は天然繊維しか受け付けない腐食加工をナイロンに適用し、一着一着がワンアンドオンリーに仕上がる〈STONE ISLAND〉の『CORROSION TREATMENT』とは？
テクニカルリサーチへの飽くなき探求心
〈STONE ISLAND（ストーン アイランド）〉から、日本の藍染めから着想を得たコレクション『CORROSION TREATMENT』が登場した。
〈ストーン アイランド〉の歴史は、服作りにおける絶え間ない研究の連続だ。テクニカルリサーチへの絶え間ない探求が新しい素材や染色方法を生み、〈ストーン アイランド〉を唯一無二の存在に押し上げた。著名人を広告に起用するイメージ戦略ではなく（同ブランドの広告には著名人もたびたび登場するが）、ましてや抽象的なラグジュアリー化やマーケティング主体のブランディングでもなく、〈ストーン アイランド〉は徹底的な研究開発に重きを置き、信頼と尊敬を集めてきた稀有なブランドである。だから、素材開発のパイオニアである同ブランドが継続して行っている“Material Science”は、〈ストーン アイランド〉に興味がある人にぜひ見てほしい。もっとも革新的な成果の裏側にあるプロセス、そしてそれを実現させた実験の軌跡を辿る“Material Science”の第2回となる『CORROSION TREATMENT』では、素材の組成そのものに介入することで、ガーメントに唯一無二のフィニッシュをもたらす手法である腐食加工にフォーカス。従来、腐食加工は天然繊維にしか適用できなかったが、〈ストーン アイランド〉は広範囲にわたる研究と実験を重ね、細く軽量なナイロン糸の繊細さを損なうことなく同様の加工を施すことに成功した。
風合い豊かなニュアンスがにじみ出る染色手法にも注目
〈ストーン アイランド〉は2025-26秋冬コレクションで初めてナイロンに腐食加工を採用。得意とする染色工程でも、腐食の影響を受けないポリエステル糸のステッチを多軸状に施したデザインが登場した。適用する素材の組成によってまったく異なる結果になるため、各コンポーネントの組成を緻密に計算し、染料自体も慎重に選定したという。その結果、染料や腐食仕上げとのコントラストが際立つルックスのアイテムが完成した。
なお、腐食工程にはスプレー、ブラッシング、洗浄といったさまざまな技法を用いることで、風合い豊かな質感に。手作業による加工にこだわることでナチュラルな縞模様が生まれ、素材ににじむよう効果を与えることに成功している。また、製作過程で腐食が不均等に進むことで色のトーンに独特のニュアンスがあり、新品時でもユーズド感がある点も特徴。『CORROSION TREATMENT』は、そんな1点物感も本物を求める人を魅了する。
なお、腐食工程にはスプレー、ブラッシング、洗浄といったさまざまな技法を用いることで、風合い豊かな質感に。手作業による加工にこだわることでナチュラルな縞模様が生まれ、素材ににじむよう効果を与えることに成功している。また、製作過程で腐食が不均等に進むことで色のトーンに独特のニュアンスがあり、新品時でもユーズド感がある点も特徴。『CORROSION TREATMENT』は、そんな1点物感も本物を求める人を魅了する。
〈ストーン アイランド〉による『CORROSION TREATMENT』の最新情報はストーン アイランド 公式サイトから。
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ITEM CREDIT
- STONE ISLAND：CORROSION TREATMENT
