使いやすいだけが正義ではないと思わせる、クロムハーツのトラッカーウォレット
「使いやすい」より「持っていて幸せ」な時代が到来?キャッシュレス化が普及した今の時代に選びたい、「使いづらいけれど色褪せない」〈CHROME HEARTS〉のトラッカーウォレット
もはや財布に機能性はあまり必要ないのでは?
キャッシュレス化が普及したとはいえ、財布を持たずに外出する人は少数派のはず。私たちの生活に決して欠かせない相棒的存在である財布には、お金やカードを持ち運ぶという機能性だけではなく、どんなデザイン・ブランドを選ぶかというファッション的な要素もある。つまり、どんなものを選ぶかにその人の美意識と価値観が思いっきり出るということ。よく「靴と財布は良いものを持ちなさい」と言われるが、確かにこの2つが悪い意味でチープすぎるのは良くない気がする。
バッグと同じように「持ち運ぶ」という目的がある以上、本来は機能性を最優先すべきだろう。しかし、前述のようにクレジット決済やスマホ決済がほとんどどの店舗でも受け入れられる今の時代において、機能性をどこまで重視すべきかという点には少し疑問を感じるのも事実。いっそのこと、多少使いづらくても好きなブランドや好きなデザインを選ぶのが幸せなのでは?と思うのだ。
〈CHROME HEARTS(クロムハーツ)〉が創業当初から制作するトラッカーウォレットは、雰囲気や情緒を重視する男性にこそおすすめしたい永遠のスタンダード。まずは、時を経ても色褪せない素晴らしいデザインをチェックしてみよう。
親切設計なし
ただし男が惚れるかっこよさはあふれるほどある〈クロムハーツ〉のトラッカーウォレット
そもそもトラッカーウォレットとは、1950年代のアメリカで長距離トラックの運転手たちが伝票や現金、身分証を持ち歩くために使っていた2つ折りの財布のこと。余計な装飾や仕切りを省きつつ、お札を折らずに収納できるスペースやマチ付きの小銭入れ、最小限のカードポケットを設けたシンプルな構造が特徴となる。ちなみに、アメリカのドル札を折らずに収納できるタイプが多いため、ドル札よりもサイズが大きい日本札は折らないと収納できない場合が多い。また、雑に扱っても問題ないように厚さのあるレザーが使われているものがほとんどで、その頑丈さも魅力だ。
〈クロムハーツ〉のトラッカーウォレットは、伝統的なデザイン・構造を踏襲しつつオリジナルにアップデート。フロントのボタンはスターリングシルバー製で、レザー自体も同ブランドならではの高品質なものを使っている。使い込むほどオーナーのクセが現れ、迫力のあるエイジングに成長することから、同ブランドのコアなファンは今でもトラッカーウォレットしか使わないという人もいるようだ。
本モデルはもっともベーシックな2つ折りタイプで、ボタンはクロスボール。ただしフロント中央に1枚クロスパッチが縫い付けられており、レギュラーモデルとは一線を画すラグジュアリーさも感じられる逸品となる。
本モデルはもっともベーシックな2つ折りタイプで、ボタンはクロスボール。ただしフロント中央に1枚クロスパッチが縫い付けられており、レギュラーモデルとは一線を画すラグジュアリーさも感じられる逸品となる。
〈クロムハーツ〉のトラッカーウォレットには、内部にジップポケットが2つあるタイプと1つしかないタイプがあるのだが、どちらにしても使いづらいことで知られている。大きめのマチがついていて広げやすいとか、カードスロットがたくさんあって機能的とか、そういう親切設計はまったくない。しかし、ご覧のように男が惚れるかっこよさはあふれるほどある。財布なんて使っているうちに慣れる!という男前な感性の方であれば、ごく普通に日常使いできるのではないだろうか。そして、かっこつけずにこの財布を当たり前のように使っていたら、実際に男から見ればかっこいい。
〈クロムハーツ〉のトラッカーウォレットはBRING 公式インスタグラムから。
〈クロムハーツ〉のトラッカーウォレットはBRING 公式インスタグラムから。

