来たるべき夏場に向けて用意したい、ウエアハウスの極上アメカジTシャツ

前代未聞の10連休となったゴールデンウィークが終われば、もう間もなく暑い夏がやってくる…はず。この時期に用意すべきは初夏から晩夏まで着倒せるタフなTシャツ。ウエアハウスには年齢を問わずサマになるデザインが豊富に揃っている。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : WAREHOUSE

たかがTシャツ?冗談じゃない!

普段何気なく着ている洋服の筆頭であるTシャツ。サマーシーズンに着ない人はほとんどいないであろう普遍的なアイテムだし、ほとんどの人のクローゼットに数枚は入っているはずだ。熱狂的なアメカジ好きであれば10枚程度じゃなく、100枚以上コレクションしている人も多い。
たかがTシャツ、されどTシャツ。Tシャツの数だけこだわりがある。今日はアメカジ好きから絶大な信頼を集めるウエアハウスの新作Tシャツを紹介しよう。


中古感を徹底的に再現したセコハンシリーズから。着古すことで発生するネックラインの緩みやプリントの褪色や掠れ、起毛感など、超リアルに中古感を再現している。Lot 4064 VOTE。S/M/L展開。5,184円(税抜き)。

旧式のローゲージ編み機で編まれた定番ボディ。12番のムラ糸で独特の陰影が出るように編まれており、無地でありながらうっすらと横段のようなムラが浮かぶ様子からシャドウボーダーと呼ばれている。Lot 4601 VネックT。S,M,L,XL展開。5,616円(税抜き)。

アメカジファンが作るアメカジブランド

ウエアハウスはデニムウェアでカリスマ的な人気のあるブランドだが、いまやウェア全般がアメカジファン、洋服好きから高い評価を集めている。その秘訣は超が3つくらいつくこだわり。糸を開発する時点から徹底的にこだわり続ける姿勢と、実際に高いクオリティを保ち続けることがコアなファンが増え続けている理由だ。
Tシャツにおいても例外ではない。旧式のローゲージ編み機をわざわざ調整・稼働させたり、ヴィンテージを解体し研究する姿勢はデニムに向き合う時と同じ。ウエアハウスは自分たちがアメカジブランドであることに強い誇りを持っているのだと思う。研究熱心で真面目なのは日本のブランドらしいけど、作るプロダクトは本場のアメリカブランドが裸足で逃げだすレベル。自分たちのファンがどういうモノを求めているのか。どういうモノを作れば喜ばれるか。ウエアハウスは、そういった思いが商品から伝わってくる数少ないブランドのひとつなのだ。


こちらも希少な旧式のローゲージ編み機で編まれた定番ボディ。ネックラインは適度に強度を持たせているが、着込むと古着のように緩んでくる。Lot 4601 RACING TEAM。S/M/L展開。5,940円(税抜き)。

写真のチャコール以外にクリーム、イエロー、杢グレーの4色展開。カレッジ感溢れる素朴なデザインにホッとする。Lot 4064 BLACK HAWK。S/M/L展開。5,184円(税抜き)。


これぞアメカジ!クラシカルなフォントと意味深なメッセージがアメリカンな雰囲気。Lot 4064 RAY。S/M/L展開。5,616円(税抜き)。

ラグビーのイラストやフォントが古き良きカレッジTシャツを彷彿させる。色褪せたグリーンカラーも渋い。Lot 4601 OTSEGO。S/M/L展開。5,940円(税抜き)。

「まるでヴィンテージ」な空気感と、誰もが気軽に着れるとっつきやすさが両立している

アメカジという言葉は日本で生まれた和製英語「アメリカン・カジュアル」の略称。つまりアメリカの大人にとっての休日の恰好であり、若者にとっては日常着であるカジュアルなスタイルを日本が独自に解釈したのがアメカジなわけだが、ウエアハウスのTシャツは空気感の生々しさととっつきやすさが最大の魅力だと思う。
つまり、まるで本物のヴィンテージのような空気感が漂いつつ、誰もが何も考えずに気軽に着れてしまう親近感もあるということ。それでいて1シーズンでダメにならないタフさも十分備えている。多くが5,000円台という抑えた価格なのも好ましい。1万円を超えるTシャツなんて猛暑の日本で着るには精神衛生上宜しくないので…
おすすめは無地を1枚、カレッジ系などデザインが入ったデザインを1枚揃えること。ガシガシ着て洗濯してもへこたれないどころか、更に味が出てしまうウエアハウスのTシャツ、ラギッド好きなら最低2枚はクローゼットの中に待機させておきたいところだ。

ITEM CREDIT
  • WAREHOUSE:2019 SS新作Tシャツ