「世界にひとつ」のワガママを叶える、グレンロイヤルのパーソナルオーダー
パーソナルオーダー。物欲魔にとってこれ以上甘美な言葉はない。スコットランドの名ブランド、グレンロイヤルにオーダーしたロングウォレットについて。
幸運が重なり完全無料で手に入れたパーソナルオーダーの権利
革小物が大好きでインスタグラムをやられている方ならご存知かもしれないが、2018年2月1日～3月31日までの間、グレンロイヤルのオフィシャルインスタグラムで、パーソナルオーダー・プレゼントキャンペーンという企画が開催されていた。この期間中、自身のインスタグラムにブランド側から指定のあるハッシュタグを付けてグレンロイヤルのアイテムを投稿。後日3名のインスタグラマーが選ばれ、当選者はすべて無料でパーソナルオーダーができるという夢のような内容だった。
元々10年ほどグレンロイヤルの財布を愛用していた私にとってはこの企画に乗らない理由など何もない。LIVE IN RUGGEDのインスタグラムページ（liveinrugged）から計3回投稿し、その熱意が認められたのか、当選。かくして大好きなブランドの財布を好きなように（それもすべて無料で）オーダーできる権利を獲得した。革キチの方にはこの時の喜びをご理解いただけると思う。
元々10年ほどグレンロイヤルの財布を愛用していた私にとってはこの企画に乗らない理由など何もない。LIVE IN RUGGEDのインスタグラムページ（liveinrugged）から計3回投稿し、その熱意が認められたのか、当選。かくして大好きなブランドの財布を好きなように（それもすべて無料で）オーダーできる権利を獲得した。革キチの方にはこの時の喜びをご理解いただけると思う。
落ち着いたダークネイビーのブライドルレザーは大人っぽくしっとりとした雰囲気。表面のロウ引きが革好きにはたまらない質感だ。
ボックス、タータンチェック柄の袋、説明書、パーソナルオーダー当選を祝うメッセージカードと共に届いた。付属品までこだわる細やかな姿勢が感じられる。
パーソナルオーダーはあれこれ悩むことも楽しい
用意されていたのはラウンドロングパースとマネークリップ、そしてジップアラウンドロングパースの3種類の財布。悩みに悩んだが、10年選手の財布がコンパクトな2つ折りタイプだったこともあり、ジップアラウンドロングパースを選択。名前の通りジップラウンド型の長財布で、紙幣やカードはもちろん、通帳も入ってしまう容量の大きさが魅力の人気モデルである。
革は全面ブライドルレザー。もっとも悩んだのは色だった。パーソナルオーダーなので表側、財布を開けた内側、ステッチ、更にはブランドロゴの色まで選べる贅沢な内容。数時間悩み、表側はダークブルー、内側はニューブラック、ステッチもニューブラック、ブランドロゴは箔などがない素押しにした。表側は最後までボトルグリーンと迷ったが、デニムとの相性が良いネイビーが良いだろうという理由。オンオフ問わずに使えるであろう色味であることも重視した。
そして、オーダーから2ヵ月程度でスコットランドから届いたのがこの財布だ。
革は全面ブライドルレザー。もっとも悩んだのは色だった。パーソナルオーダーなので表側、財布を開けた内側、ステッチ、更にはブランドロゴの色まで選べる贅沢な内容。数時間悩み、表側はダークブルー、内側はニューブラック、ステッチもニューブラック、ブランドロゴは箔などがない素押しにした。表側は最後までボトルグリーンと迷ったが、デニムとの相性が良いネイビーが良いだろうという理由。オンオフ問わずに使えるであろう色味であることも重視した。
そして、オーダーから2ヵ月程度でスコットランドから届いたのがこの財布だ。
控えめに入るロゴ。いたずらに主張しないブランドの姿勢が伝わってくる。最高級のブライドルレザーの経年変化も実に楽しみ。
スーツを着ることがない私も、ジャケットは頻繁に着用する。グレンロイヤルは少し落ち着いた大人っぽいスタイリングの際にピッタリのプロダクトだ。
世界にひとつだけの一生物
グレンロイヤルは過去も現在も一貫して質実剛健なモノ作りを貫いてきた。安易なトレンドに乗ることはなく、あくまでもユーザー本位なプロダクトを丁寧に生み出してきたという印象を持っている。デザイン面も華美さや派手派手しさとは無縁と言って良いのではないだろうか。持ち物をみせびらかす人ではなく、しっかりと地に足の着いた大人のためのブランド。
私自身はまだまだその境地に達していないけれど、20代後半で初めて2つ折り財布を手に入れた時は、その財布にふさわしい大人になりたいと思ったことを覚えている（今もそう思っている）。革小物を主に制作するブランドは国内外に星の数ほど存在するが、憧れに近い気持ちを持たせてくれるブランドは本当に少ない。だから、パーソナルオーダーという形で自分のわがままを実現化できる機会を手に入れることができて本当に幸運だったし、こんなに嬉しいこともなかなかない。
私自身はまだまだその境地に達していないけれど、20代後半で初めて2つ折り財布を手に入れた時は、その財布にふさわしい大人になりたいと思ったことを覚えている（今もそう思っている）。革小物を主に制作するブランドは国内外に星の数ほど存在するが、憧れに近い気持ちを持たせてくれるブランドは本当に少ない。だから、パーソナルオーダーという形で自分のわがままを実現化できる機会を手に入れることができて本当に幸運だったし、こんなに嬉しいこともなかなかない。
10年選手の2つ折り財布は酷使したため随分くたびれてしまっているのに対し、当然のことながらこのジップアラウンドロングパースはまっさらな新品だ。そのピカピカの状態があまりに美しいため、革小物は使ってナンボだと信じている私にしては珍しく、しばらくの間もったいなくて大事にしまっていた。しかし、これから少しずつ大切に使っていこうと思っている。
この財布は、間違いなく私にとって一生物だ。
この財布は、間違いなく私にとって一生物だ。
ITEM CREDIT
- GLENROYAL：Zip around long purse
