Let's enjoy aging! Scheme x G-Shock

最高のエイジングを楽しめる、エンダー・スキーマとG-SHOCKのコラボレーション

リーズナブルなのに値段以上の価値があり、ファッショナブルで機能的。そしてエイジングまで楽しめる!そんな夢のような腕時計はエンダー・スキーマとG-SHOCKのコラボレーションだけかも?


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : Hender Scheme

完全無欠のコラボレーション、再び

腕時計の一番の問題は、超高価格と安価の二極化が激しいことかもしれない。数十万円、あるいは100万円以上支払えば、ロレックスのようなスイス製ウォッチメーカーが作る最高の機械式時計を手に入れることができる。ただ、そんなに高額の腕時計なんて買えない人の方が(当たり前だけど)遥かに多い。私ももちろんその中のひとりだ。
ただ、2~3万円で買える腕時計の中から本当に欲しいと思えるモノを見つけることが非常に難しいのも事実だ。3万円以下の腕時計はほぼ例外なく機械式ではなく電池式のクオーツウォッチと考えて良い。クオーツは電池交換の手間さえ忘れれば時刻を正確に教えてくれるし、何といっても手軽に購入できる価格帯が多いので、実は賢い選択だと思っているのだけれど。ないのだ。わざわざ数万円出してまで「欲しい!」と思える腕時計が。
そうやってたどり着くのが今も昔もCASIO(カシオ)のG-SHOCKだったりする。安価で、とてつもなく頑丈で(500万円のスイス製機械式時計よりも遥かに)、オリジナリティがたっぷりあって、カッコいい。G-SHOCKがオタクのためのモデルだと思っている方がいれば、その認識は遅れていると自覚した方が良いだろう。
だから、リーズナブルなのに値段以上の価値があり、ファッショナブルで機能的な腕時計=カシオのG-SHOCKということになる。通常モデルでもその条件をクリアしているというのに、Hender Scheme(エンダー・スキーマ)とのコラボレーションモデルは通常時×20倍のオシャレっぷりを見せつけてくれる。2018年のコラボレーションに続き、この最高のタッグがまた実現した。2021年1月9日(土)に発売される素晴らしいコラボレーションをじっくり見てみよう。


オフホワイトの本体に組み合わせられるのは、エンダー・スキーマお得意のナチュラルカラーのレザーベルト。

「無垢」という言葉が似合うナチュラルなレザーはエイジングを楽しむには最高の素材だ。

「スキマ」らしさ満点のミニマムなルックス

G-SHOCK本体はDW-5750HS20-4JF。丸形のフェイスと台形型の液晶窓の組み合わせがミニマムで、時代も性別も超えた普遍的なデザイン美が宿る傑作モデルである。時計の機能的には通常モデルと同じで、耐衝撃構造を備えた20気圧防水。どこまで日常的に使う人がいるか不明だが、ストップウォッチやタイマー、マルチアラーム・時報機能のほか、12/24時間制表示切替のような便利機能も満載。電池寿命が約2年間と少々短めなのはご愛嬌。
エンダー・スキーマとのコラボレーションモデルは、時計本体がオフホワイトにペイントされ、モデル名などが入る文字部分にペイントがないため、ミニマムな雰囲気がより強まっている。この主張が強くないミニマムな空気感はまさにエンダー・スキーマらしい。一般的に人気の高いブラックカラーではなくオフホワイトであることも、「スキマ」らしくて大正解だと思う。


付属のレザーベルトはベジタブルタンニンのカウレザー。金属パーツは真鍮製。程よい厚みなので着用時のフィット感もとても良さそう。

レザーベルトの他に樹脂バンドも付属する。気分によってベルトを交換して楽しむことができる。


バックライトを点灯すると「Hender Scheme」のブランド名が。こういうギミックは機械式時計では決して楽しめない魅力だ。

G-SHOCKのようなデジタルウォッチにこれほどカウレザーのベルトが合うとは。

G-SHOCKなのに最高のエイジングを楽しめるという素晴らしき矛盾!

既存の完成された何かに手を加え、アレンジしてオリジナリティあふれるモノができあがる…これぞコラボレーションの正しい在り方。「名前だけ借りました」のようななんちゃってコラボが多い中、エンダー・スキーマとG-SHOCKのタッグにはすべてのピースが正しくハマっているような完成度の高さがあるのだ。
この完璧なコラボG-SHOCKは昨年末にウェブ上で先行して抽選応募が行われた。1月9日(土)12時からエンダー・スキーマのオンラインショップで一般発売されるので、値段以上の価値を求める方は今からリマインダーを設定しておこう。
そしてあなたがすべきことは、手に入れてから素晴らしいエイジングを楽しむことだ…G-SHOCKで!

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