MOTORHEAD x NEIGHBORHOOD

史上最強にロックなコラボレーション – モーターヘッド×ネイバーフッド

着用者もロックファンからリスペクトされるレベル。涙腺が熱くなるモーターヘッドと〈ネイバーフッド〉の最強コラボレーションをクローズアップ。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : GR8

これほど男臭いコラボレーションが今まであっただろうか?

モーターサイクル、ミリタリー、アウトドア、トラッドなど男のファッション/ライフスタイルのベースとなる要素を独自に解釈し、1994年の設立以来ぶれずに活動してきた〈NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)〉。まさに男が作る男のためのブランドが最高のコラボレーションを実現してくれた。すべてのハード系ロックバンドにとっての神であり、ボスであり、兄貴でもあるレミー・キルミスター率いるイギリスのロックバンド、MOTORHEAD(モーターヘッド)がその相手だ。
へヴィーメタルやハードコアというジャンルが確立される前から、大音量かつフルスピードのラウドなロックを作っていたモーターヘッドが後進に与えた影響は計り知れない。例えばMETALLICA(メタリカ)は商業的に大成功を収めてからもモーターヘッドへのリスペクトを何度も公言している。
実際、モーターヘッドの偉大さを語ればキリがない。先に書いたようにへヴィーメタルやハードコアパンクというジャンルができる前からそれらに非常に近い音楽を作り演奏していたこと。まったく一般受けしない爆音ロックを40年間一度もぶれることなく作り続けてきたこと。そしてジャンルの壁を超えてあらゆるロック/パンク系ミュージシャンから最高レベルでリスペクトされていること…メタルバンドとパンクバンドから同じくらい愛されているバンドはモーターヘッドくらいだろう。
今回〈ネイバーフッド〉からリリースされたコラボレーションはフーディーとTシャツ、ロンTの3種類。モーターヘッドを代表する名アルバムのジャケットデザインもグラフィックとして使われているのだが、もっとも注目すべきは1998年に発売されたライブ盤「Everything Louder Than Everyone Else」のアルバムタイトルが採用されていることだ。
フーディーやTシャツにプリントされた文字を見ると「Everything Louder Than Everything Else」に変更されているものの(権利の問題で変更せざるを得なかったのだろうか)、このライブアルバムはコアなモーターヘッドファンしか知らないので、もしかしたら〈ネイバーフッド〉のデザイナーである滝沢伸介氏が個人的にお気に入りのアルバムなのかもしれない。
ちなみにこれは個人的に初めて体験したモーターヘッドのアルバム。なぜかこのライブアルバムはレミー・キルミスターのベースサウンドが異常なほど歪みまくっていて、何度聴いてもギターにしか聞こえず「モーターヘッドはツインギター編成じゃないのに何でギターの音が2つ聴こえるんだ?」と最初は混乱した良い思い出がある。


背面にオールドイングリッシュで「Everything Louder Than Everything Else」とプリント。分かる人が見ればニヤリとしてしまう。

フロントは左胸にモーターヘッドのアイコンである「ウォーピッグ」が。


「ウォーピッグ」がドカンとプリントされた一見いつものTシャツ…と思いきや、モーターヘッドのロゴの書体で「Neighborhood」の文字が!泣かせてくれる。

こちらも背面に「Everything Louder Than Everything Else」。これぞロックTの中のロックT。

モーターヘッドへの強いリスペクトを感じるデザイン

デザイン的にはモーターヘッドのアイコンである「ウォーピッグ」を前面に出すなど、バンドが持つ資産を最大限に活かしながら作られている。〈ネイバーフッド〉の色を強く出すのではなく、あくまでもモーターヘッドのデザインを押し出しているところにバンドへの強い愛とリスペクトが感じられるコレクションなのだ。
ただ、フーディーにしろTシャツにしろ使われるのは〈ネイバーフッド〉の上質なもの。音楽会社などが販売するロックTなどはペラペラで安っぽかったりするが、素材も縫製も上質であることも魅力だ。


名盤「Iron Fist」のアルバムジャケットデザイン。ハードコアなロックファンであれば100メートル離れていてもモーターヘッドのTシャツだと分かる。

1982年に行われた「Americaaaagh」ツアーのマーチャンダイズを意識したデザイン。さり気なく〈ネイバーフッド〉のロゴも入る。


ロンTは両袖にオールドイングリッシュで「motorhead」「neighborhood」のプリントが。

バックにはモーターヘッドを代表する名盤「Overkill」のジャケットデザイン。いかにもハードなグラフィックがモーターヘッドらしくて最高。

売り切れて泣くほど後悔する前にゲットせよ

ファッション関係でこれほどロックなコラボレーションがこれまであっただろうか?ドラえもんと〈グッチ〉、ジブリと〈ロエベ〉など、ハイブランド界隈では日本のアニメーションとコラボするのがちょっとした流行りになっており、若干作為的なものを感じてしまう中、史上最強の伝説的なバンドと堂々とコラボする〈ネイバーフッド〉はやはりロックなブランドだ。
言うまでもなく売り切れてしまうと二度と手に入らなくなる可能性が高い。モーターヘッドファンならずとも見逃せないコレクション、購入の検討はお早めに。

ITEM CREDIT