2 Limited reissue from Levi’s Vintage Clothing

Levi’s® Vintage Clothingから初復刻となる2モデルがリリース – しかもホワイトオーク製コーンデニム!

世にもユニークなロング丈の2ndタイプと1960年製の501ZXXが初めてリイシュー。しかしデニム狂にとって最高レベルにエピックなのは、あのホワイトオーク製コーンデニムが使われていることだ。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : Levi’s®

初の復刻となる1960年モデルの501ZXXと1953年製の着丈が長いType II ジャケット

デニム業界のトップに君臨するオリジネイター、〈Levi’s®(リーバイス®)〉が展開する最高峰レーベルである〈Levi’s® Vintage Clothing(リーバイス® ヴィンテージ・クロージング)〉から、これまで一度も復刻されたことがなかった貴重な2モデルがリイシューされることが発表された。
〈リーバイス® ヴィンテージ・クロージング〉は2021年秋冬コレクションとして「The Shocking Truth(ザ・ショッキング・トゥルース)」というテーマを設けて新商品をローンチ。コレクションのインスピレーションとなったのはデニム業界にとって黄金時代のひとつである1950年代と1960年代。当時の若者たちが熱狂していたB級映画のポスターに描かれる鮮やかな色彩と、あからさまに様式化されたイメージから刺激されたジーンズやジャケット、パンツ、トップスなどが発売される。50~60年代と言えば501XXがひとつの完成形として頂点を極めた時代であり、66モデルのような名作モデルが誕生した時代でもある。今回紹介する1960年モデルの501ZXXと1953年製の着丈が長いType II ジャケットはそんな黄金時代に思いを馳せたアイテムで、冒頭に書いたように〈リーバイス® ヴィンテージ・クロージング〉にとって初の復刻モデル。デニム狂はもちろん、ファッションとしてデニムウェアを楽しむ方にとっても見逃せない仕様の逸品をチェックしてみよう。

日本で発見された摩訶不思議なヴィンテージがソース
着丈の長さを利用してクールな着こなしを楽しめる一着

まずはもっとも注目度が高くレアな存在であるType II ジャケットから。下のフォトギャラリーをご覧いただけると一目瞭然なのだが、明らかに通常モデルよりも着丈が長いデザインが最大の特徴だ。1953年に作られたらしいこのジャケットはフロントにプリーツが施された細長いボックスシルエットで、なんとオリジナルは日本で見つかったのだという。一体どのような経緯でこんな仕様のType II ジャケットが作られたのかは判別していないものの、非常にレアな存在であることは間違いない。もちろんオリジナルを手に入れることは不可能に近いが、本家本元である〈リーバイス® ヴィンテージ・クロージング〉が復刻させた本モデルは素材から細部の仕様に至るまで限りなくオリジナルを忠実に再現した作りとなっている。そのユニークな形状を活かしてコート的な着方をするのがもっともクールな着こなしになりそうだ。
あまりにイレギュラーな見た目なので着ていても誰も〈リーバイス®〉製であることを認識してくれなそうだけれど、アメカジはもちろん、ミニマルなモード系ファッションの外しとしても重宝してくれるかもしれない。


異常なほど着丈が長いType II。しかし言い方を変えると着丈以外はいつもの2ndタイプなので、気負わずに着るのが正解。

ザラつきのあるセルヴィッジデニムはなんとCone Mills White Oak® Denim(コーンミルズ・ホワイトオークデニム)!工場自体なくなったはずでは?と筆者も思ってしまったが、どうやら〈リーバイス®〉は本社にまだストックしていたようだ…。


ズドンとストレートに落ちるボックスシルエット。お尻が隠れるくらいの着丈があるので、インナーとの合わせ方も色々と楽しめるはず。

501ZXXも細部に至るまで1960年製の仕様を再現している。黒に近いほど濃く染められたリジッドデニムは穿きこみ甲斐がありそうだ。

ややクラシック寄りのシルエットで構成される1960年モデルの501ZXXはリジッドと色落ち加工の2型が登場

一方、501ZXX自体は過去に復刻されたことがある。しかしこれまで発売されたことがあるのは(オフィシャルのアナウンスによると)1954年モデルだけなので、今回登場する1960年モデルは初めての復刻ということになるようだ。1960年モデルは1954年モデルに比べて幅広のレッグとリラックスしたフィット感を備えており、細身で洗練された印象がやや強かったこれまでの501ZXXよりも少しクラシック寄りのシルエットであることが特徴。もちろんシルエット以外の細々とした仕様も当時のヴィンテージジーンズを忠実に再現しているため、まるでタイムマシンに乗ってきたかのようなクオリティを思う存分楽しむことができるだろう。
ちなみに501ZXXは濃紺のリジッドモデルとウォッシュをかけて生々しい色落ち加工を施した「The Rumble」の2型が登場する。一から育てたい方はリジッド、既に完成形に近いルックスが良ければ「The Rumble」を選ぶことができる。


ボタンフライではなくジッパー仕様なので脱ぎ履きが楽。深めの股上とテーパードの少ないシルエットがヴィンテージ感たっぷりだ。

色落ち加工が施された「The Rumble」は縦落ち、ヒゲ、アタリなど「かっこいいジーンズ」に必要な要素がてんこ盛り。

伝説のホワイトオーク製コーンデニムを採用!
おい、まだストックがあったのか!!

このジャケットとジーンズが復刻されること自体もニュース性が高いが、ある意味でもっともセンセーショナルなのがCone Mills White Oak® Denim(コーンミルズ・ホワイトオークデニム)が使われていることだ。コーンデニム社のホワイトオーク工場が惜しまれながら閉鎖したことは過去の記事でも触れている通り。2017年末に閉鎖したためホワイトオーク製の新品のコーンデニムはすっかり姿を消してしまったと思いきや、まさか〈リーバイス®〉がまだストックしていたとは…。デニム狂にとってはそっちの方が衝撃度が高いかもしれない。
ただ、もちろんこれは朗報。二度と使われることはないと思っていたホワイトオーク製コーンデニムを使った〈リーバイス® ヴィンテージ・クロージング〉のデニムジャケットとジーンズを新品で手に入れられるチャンスは、もしかしたらこの2モデルが本当に最後になる可能性があるからだ。
世界中のデニム狂が衝撃を受けたであろうこの復刻モデルは、本日10月1日(金)より〈リーバイス®〉 公式オンラインストアをはじめ、原宿のフラッグシップストアや〈リーバイス®〉ストア(渋谷、新宿、大阪、神戸、福岡天神)にて一斉に発売開始。間違いなく熱い争奪戦が繰り広げられることが予想されるので、我こそはという方は今すぐにでも販売チャネルにアクセスすることをおすすめする。
気になる価格はType II ロングジャケットが44,000円、1960年モデルの501ZXXはリジッドが44,000円、「The Rumble」は55,000円となる。デニムウェアとしては少々お高いけれど、ホワイトオーク製コーンデニムであることも考慮すると迷う余地などない。
LIVE IN RUGGEDがお届けする〈リーバイス®〉の記事はこちらから。
ホワイトオーク・コーンデニムがなくなることを嘆いている記事はこちらをチェック。
〈リーバイス®〉とコーンデニムの100年以上の歴史を象徴する1915 501XXもデニム好きであればお見逃しなく。

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