Best backpack pt.2 THE NORTH FACE x Supreme

【第2回】最高のバックパックを探せ!- THE NORTH FACE × Supreme

星の数ほどあるバックパックの中から買うに値する逸品を見つけ出す短期連載「最高のバックパックを探せ!」。第2回はアウトドアブランドの最高峰、〈THE NORTH FACE〉とキングオブストリートブランド〈Supreme〉のコラボモデルをフィーチャー。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : FARFETCH

超人気ブランド同士のコラボモデルは必要以上にロゴを強調しないモデルを選ぶべし

ファッションの系統に関係なく、今や男女問わず多くの人が日々愛用するバックパック。普遍的なアイテムだからこそ選び方に個性が表れるし、日常的に使う機能的なバッグだからこそできる限り良いモノを選びたい。きっと多くの方がそう思っているはず。そんな思いからスタートした短期連載「最高のバックパックを探せ!」では、2020年代の今だからこそ選びたい最高のバックパックをLIVE IN RUGGEDの筆者が独断と偏見でピックアップ。第2回目は〈THE NORTH FACE〉×〈Supreme〉という無敵のコラボモデルでお届けする。
【最高のバックパックを探せ!バックナンバー】第1回:PORTER SENSES
第1回目の〈PORTER SENSES(ポーター・センシズ)〉に続き、最高のバックパックを探し求める短期連載の2回目はアウトドアブランドの最高峰〈THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)〉とストリートファッションの王者〈Supreme(シュプリーム)〉という鉄壁のコラボモデルをピックアップした。
〈THE NORTH FACE〉は言うまでもなくアウトドアブランドの最高峰。寒冷地のような過酷な環境でも適応するテクニカルなウェアを数多く世に生み出してきた偉大な存在だ。その圧倒的な技術力の高さもさることながら、ファッションとして成立するデザイン性も大きな魅力であることはファンならずとも認めるところだろう。そしてもちろん、ギアとしての完成度の高さはウェア以外にも徹底されている。
毎年リリースされる〈シュプリーム〉とのコラボレーションモデルの中でも、バックパックは常に争奪戦になるアイテム。これまで様々な形状・デザインのコラボモデルが登場してきたが、「最高のバックパックを探せ!」では2018年秋冬シーズンに登場したExpeditionバックパックを選んだ。
まずはバックパック自体のサイズ感と形状。〈シュプリーム〉とのコラボレーションではサイズが小さめのデイパックが多い中、こちらはアウトドア仕様の36Lサイズとやや大きめ。だからこそノートPCやバッテリー、さらに1泊程度の着替えなどを突っ込める実用性の高い大きさであることが嬉しい。バックパック自体の形状も変なクセがないためどんなファッションにも合わせやすいのだ。
そして何と言ってもコラボレーションならではのルックス。両ブランドのシンプルでミニマルなロゴがちょうど良い大きさで配置されている。「〈THE NORTH FACE〉と〈シュプリーム〉のコラボですよ」とアピールしつつ、無駄に大きくドーン!とロゴが出ているわけではないという絶妙なバランスが素晴らしい。黒×白のモノトーンで全体をまとめているところも使いやすさの理由だ。

THE NORTH FACE × Supreme Expedition Backpack
THE NORTH FACE × Supreme Expedition Backpack

機能性にも抜かりなし

使い勝手の良さも高ポイント。フロントコンパートメント部分は上から下、あるいは下から上に向かって一気に開閉できる縦型ジップ仕様で、両サイドからもアクセス可能。バックパックはサイドからも開閉できると使い勝手が一気に増すことは経験者ならご存じだろう。ノートPCなどを収納する場合に便利な仕様を備えているところがさすが〈THE NORTH FACE〉。さらにメインコンパートメント内部にはキークリップが付くところにも注目したい。バッグに鍵を入れていて帰宅時にゴソゴソ漁り、「あれ、鍵はどこに潜り込んだ…?」とイライラした経験は誰しもあるはず。このバックパックならキークリップに付けておくだけで、この不毛なストレスが解消できる。こういった細やかな気遣いが機能として装備されていると、ますます「使えるバッグ」になるはずだ。
〈THE NORTH FACE〉×〈Supreme〉Expedition backpackは中古市場で3万円台後半~5万円前後が現在の相場。デザインが良く完成度も高いからか、2年前のモデルなのに相場はじわじわと上がっている。強靭で作りも良いため、今買ってもこの先何年も愛用できるはず。〈シュプリーム〉のアイコニックなボックスロゴを背負えるのも、他ブランドでは味わえない喜びだ。
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