OLIVER GOLDSMITH から、1971年に限定発売された「The Royal Collection」が復刻
ハードコアなアイウェア好き感涙!
英国王室由来のリッチな空気感が漂う待望の復刻コレクション
1926年に創業したイギリスの老舗アイウェアブランド〈OLIVER GOLDSMITH(オリバー・ゴールドスミス)〉から、1971年に発売された限定コレクション「The Royal Collection」が復刻した。
1990年代に一時ブランドを休止するも、2005年に電撃復活。それ以降は1950年代から70年代のモデルを中心に往年のアーカイブコレクションを製作する〈オリバー・ゴールドスミス〉が作るアイウェアは、時代を超えて愛される普遍的なデザインと確かな作りで世界中のファッショニスタたちを魅了してきた。50~70年代の黄金時代以降数々の著名人も着用しており、ハリウッドや英国セレブリティを中心としたエピソードも同ブランドの魅力だ。
今回復刻したコレクションは、そんな黄金時代を強く感じられる待望の復刻と言えるだろう。オリジナルの「The Royal Collection」は1971年にイギリスの〈U.K. Optical Ltd.〉からフレームデザインの製作依頼を受けた3代目〈オリバー・ゴールドスミス〉が、50~60年代のアーカイヴモデルをサンプリングして仕上げたコレクション。なんとももったいない話だが、製作はその一度きりだったという。当然のことながら現在では超が付くほどレアなシリーズで、ヴィンテージ市場に流通することもほとんどない。ハードコアなアイウェア好きが文字通り血眼で探すウルトラレアなコレクションだけに、今回復刻されたことはこれもまた文字通り感涙レベルのニュースだろう。
コレクション名の通りすべてのモデルがイギリス王室由来のネーミングとなっているのも粋なセンスが光る。「BUCKINGHAM(バッキンガム宮殿)」「ASCOT(アスコット競馬場)」「SANDRINGHAM(サンドリンガムハウス)」「ST.JAMES(セントジェームス宮殿)」という4モデルは、当時のリッチな空気感と時を超えて着用できる完成されたデザインを思う存分楽しむことができる。
コレクション名の通りすべてのモデルがイギリス王室由来のネーミングとなっているのも粋なセンスが光る。「BUCKINGHAM(バッキンガム宮殿)」「ASCOT(アスコット競馬場)」「SANDRINGHAM(サンドリンガムハウス)」「ST.JAMES(セントジェームス宮殿)」という4モデルは、当時のリッチな空気感と時を超えて着用できる完成されたデザインを思う存分楽しむことができる。
70年代のバイブスを2020年代の今楽しむ贅沢さ
70年代のアイウェアにもかかわらず現代のファッションにまったく違和感なく合わせられるのは、〈オリバー・ゴールドスミス〉というブランドならでは。当時から先鋭的なデザインを多く生み出し、「VOGUE」などのモードファッション誌からも大々的に取り上げられていた。フレーム部分のシャープなエッジや美しいカーブを描くシェイプ、アンニュイなニュアンスを感じる絶妙なクリアカラー、そして職人技が光る確かな技術。それらがミックスされてできる〈オリバー・ゴールドスミス〉のアイウェアは、かつて確かに存在し、現代とはまったく異なる時代感を持つ1970年代のバイブスを日常的に楽しめる珠玉の逸品だ。
なお、4月23日(土)から5月13日(金)までの期間、今回の復刻を記念して東京・恵比寿の「Continuer」にて同ブランドの長い歴史を彩るアーカイブが集結するトランクショーが開催される。最新コレクションである「The Royal Collection」と貴重な各モデルを実際に手に取って見ることができる貴重な機会もお見逃しなく。
ITEM CREDIT
- OLIVER GOLDSMITH:The Royal Collection