アントワープ王立芸術アカデミー出身のデザイナーが手掛ける注目のアイウェアブランド WUJIC JO が日本デビュー
ファーストコレクションはアーネスト・ヘミングウェイ著作である「老人と海」からインスパイアされたクラシックなデザイン。
アントワープ王立芸術アカデミー卒業生による新進ブランド
今年の5月に「アイウェアが似合う男が華の40代を制する」という記事を投稿した。要約すると、アイウェアは洋服に比べ「こんなもんでいいか」とつい妥協しがちだけれど、顔周りのもっとも目立つ部分に装着するアイテムを適当に選ぶと安物買いの銭失いになりがちですよね、という話。実際メガネが似合う人は自分が好きなデザインを把握し、かつ自分の顔に似合うデザインをきちんと選んでいるように見える。間違いなくアイウェアは小物としても重要なアイテムなのだ。
視力を矯正したり、日差しやPCが放つ光から目を守るという本来の目的はしっかり達成しつつ、大人であればアイウェアにも多少はこだわりたい。そこで本稿では10月8日(土)に日本デビューを果たす新進ブランドをフィーチャー。ストーリー性のあるデザインを持つ洗練された大人のためのアイウェアを制作する〈WUJIC JO(ウジック・ジョー)〉を紹介する。
視力を矯正したり、日差しやPCが放つ光から目を守るという本来の目的はしっかり達成しつつ、大人であればアイウェアにも多少はこだわりたい。そこで本稿では10月8日(土)に日本デビューを果たす新進ブランドをフィーチャー。ストーリー性のあるデザインを持つ洗練された大人のためのアイウェアを制作する〈WUJIC JO(ウジック・ジョー)〉を紹介する。
〈ウジック・ジョー〉はグラフィックやイラスト、アニメーションなどのデザインを韓国の美術大学で学んでからベルギーのアントワープ王立芸術アカデミーに入学したデザイナー、ウジック・ジョーが立ち上げたアイウェアブランド。アントワープ王立芸術アカデミーと言えば、イギリス・ロンドンのセントラル・セント・マーティンズ、アメリカ・ニューヨークのパーソンズ・スクール・オブ・デザインと並ぶ世界でもっとも権威があるファッションの教育機関だ。
1980年代に卒業したDries Van Noten(ドリス・ヴァン・ノッテン)、Walter Van Beirendonck(ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク)、Ann Demeulemeester(アン・ドゥムルメステール)DIRK VAN SAENE(ダーク・ヴァン・セーヌ)、Dirk Bikkembergs(ダーク・ビッケンバーグ)、Marina Yee(マリナ・イー)による「Antwerp Six(アントワープの6人)」が1990年代のファッションシーンに革命を起こしたことは、ファッション通には説明不要だろう(同時期に活躍し今も多大な影響力を持つMartin Margiela(マルタン・マルジェラ)もこの中に含まれることも多いが、アントワープ王立芸術アカデミー卒業生ではない)。
1980年代に卒業したDries Van Noten(ドリス・ヴァン・ノッテン)、Walter Van Beirendonck(ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク)、Ann Demeulemeester(アン・ドゥムルメステール)DIRK VAN SAENE(ダーク・ヴァン・セーヌ)、Dirk Bikkembergs(ダーク・ビッケンバーグ)、Marina Yee(マリナ・イー)による「Antwerp Six(アントワープの6人)」が1990年代のファッションシーンに革命を起こしたことは、ファッション通には説明不要だろう(同時期に活躍し今も多大な影響力を持つMartin Margiela(マルタン・マルジェラ)もこの中に含まれることも多いが、アントワープ王立芸術アカデミー卒業生ではない)。
ウジック・ジョーは同校を卒業後、アイウェアブランド〈THEO(テオ)〉とコラボレーションしたことがきっかけになり、自身の名を冠したブランド〈ウジック・ジョー〉を立ち上げたという経歴も持つ。アントワープ王立芸術アカデミーの卒業生であれば洋服作りに関するノウハウも持っていそうだが、スタート時点でアイウェアブランドを立ち上げたというキャリアはなかなか珍しいのではないだろうか。
豊かなストーリー性を持つ日本製のアイウェア
ブランド自体は2019年に設立されているため厳密に言えば新進ブランドというくくりに入れるのは失礼かもしれない。しかし、先に述べたようにアントワープ王立芸術アカデミーの卒業生という輝かしい経歴を持っていることと、渋谷区恵比寿南に構えるアイウェアセレクトショップ「Continuer(コンティニュエ)」にて日本初上陸という情報を知れば期待せざるを得ないのが正直なところ。
日本で初めて展開されるコレクションは小説家・ 詩人であるErnest Miller Hemingway(アーネスト・ヘミングウェイ)著作の「老人と海」へのオマージュという豊かなストーリー性も、ファッションアイテムにこだわりが強い人には響きそうだ。作者のヘミングウェイのイメージをもとに、万年筆をモチーフにしたデザインや1950年代当時に流行した型を再現したデザインなど、計4型がラインアップ。いずれも日本製で、熟練した職人の手により制作される。
日本で初めて展開されるコレクションは小説家・ 詩人であるErnest Miller Hemingway(アーネスト・ヘミングウェイ)著作の「老人と海」へのオマージュという豊かなストーリー性も、ファッションアイテムにこだわりが強い人には響きそうだ。作者のヘミングウェイのイメージをもとに、万年筆をモチーフにしたデザインや1950年代当時に流行した型を再現したデザインなど、計4型がラインアップ。いずれも日本製で、熟練した職人の手により制作される。
〈ウジック・ジョー〉のコレクションはセレクトショップ「コンティニュエ」にて10月8日(土)に販売開始。人とは違うこだわりのアイウェアをお探しの方はチェックしてみよう。
ITEM CREDIT
- WUJIC JO:Eyewear Collection