Supreme Chicago is now open

Supreme の世界観を体現したシカゴ店がオープン

〈Supreme〉最新コレクションをフルラインアップで揃える直営店がまたひとつ誕生。他店舗と同様、ファッションとアートが絡む同ブランドならではの世界観が展開される。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : Supreme

アメリカ国内では5店舗の直営店

90年代からストリートファッションを牽引する〈Supreme(シュプリーム)〉が11月10日(木)、アメリカ・イリノイ州・シカゴに「Supreme Chicago(シュプリーム・シカゴ店)」をオープン。アメリカ国内ではニューヨーク店、ブルックリン店、サンフランシスコ店、ロサンゼルス店に続く5店舗目となる。
オープンに先駆け、シカゴの各所にポスターを貼るという同ブランドらしいアナログかつストリートな宣伝方法を行っていた〈シュプリーム〉。その効果があってか、シカゴ在住の〈シュプリーム〉ファンは以前よりTwitter(ツイッター)でその様子を拡散していた。
シカゴ市民たちの熱い想いを程よく焦らし、大きな期待を胸についにオープンした待望の「シュプリーム・シカゴ店」は、既存の直営店の流れを汲む明るくクリーンな内外装で統一されている。おなじみの真っ赤なボックスロゴを際立たせる白くペイントされたレンガの壁とL字形に湾曲した店舗の形状により、シカゴの街並みの一角が見事なほどに〈シュプリーム〉色に。大きく開放的なウィンドウからはMark Gonzales(マーク・ゴンザレス)とのコラボレーションである金箔を施した特大のスフィンクスのオブジェや、壁に描かれたアーティスティックなイラストがチラリ。ストリートから眺めるだけで同ブランドの世界観の一端を覗けるデザインに仕上がっている。

Supreme Chicago is now open
Supreme Chicago is now open

Supreme Chicago is now open
Supreme Chicago is now open

店舗限定ボックスロゴTシャツはどんなデザインに?

しっかり奥行きを取りながら横に向かって大きな面積を確保した店内は、両サイドにアウターウェアのラックとTシャツ、帽子、スニーカーが並ぶ棚を配置。壁に目を向けると、向かって左側にはむき出しのレンガの壁、右側には白くペイントされたレンガの壁に先に述べたイラストを大胆にオン。店内最奥部には巨大なスクリーンがあり、恐らくこちらでは常時スケート/ストリート系のムービーを流しているものと思われる。
そして、直営店がオープンすると必ずと言っていいほど登場するのが店舗限定のボックスロゴTシャツ。どんなデザインになったのか、多くの〈シュプリーム〉ファンが気になるところだろう。シカゴ店がオープンする話が世に出回って以降は、汎アフリカ旗の赤・黒・緑で構成されたデザインになるのでは?と噂されていた。これはシカゴが2021年11月28日に急逝したVirgil Abloh(ヴァージル・アブロー)の地元であり、ヴァージルへのリスペクトとともに生前の功績を称える意味合いが込められているためだ。しかし、まだ公式には発表されていないものの、どうやらシカゴ店の住所と「second to none」の文字がプリントされたデザインになった模様。いずれにしても即完売のコレクターズアイテムであることは間違いない。
海外渡航へのハードルが大幅に低くなった今、アメリカ旅行の予定がある方は「シュプリーム・シカゴ店」にも足を向けてみてはいかがだろうか。
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