Supreme x Rolex FUCK EM Submariner

Supreme×ROLEX サブマリーナ「FUCK EM」を手に入れるラストチャンス到来か?

史上もっとも反骨精神あふれる〈ROLEX〉サブマリーナ。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : JUSTIN REED

「FUCK EM」の一言で伝統のサブマリーナをロックな一本に変えてしまう〈Supreme〉マジック

ROLEX(ロレックス)〉を代表する永久不滅の人気ウォッチ、SUBMARINER(サブマリーナ)Supreme(シュプリーム)とのコラボレーションモデルがあったことはご存じだろうか?「ご存じだろうか?」と問いかける筆者自身も実はご存じなかったので偉そうなことはまったく言えないのだけれど、本モデルは2013年の春夏シーズンに発売された正真正銘正規品のサブマリーナで、ごく限られた数量のみ生産されたフレンズ&ファミリーモデルとなる。
〈ロレックス〉自体が他ブランドとコラボレーションすることが滅多にないことに加え、タッグを組んだ相手がストリートの帝王〈シュプリーム〉であることから、まさにウルトラレアを極めたスペシャルアイテム。ノーマルモデルのサブマリーナのルックスをそのまま維持しながら、文字盤上に「FUCK EM」という過激なメッセージを赤文字で入れるというさり気ないセンスも最高じゃないか。てっきりBOXロゴをCOMEXロゴのようにプリントするのかと思いきや、直球で「FUCK EM」。これぞ〈シュプリーム〉だ。
このウルトラレアなモデルがオンラインリセールストア、Justin Reed(ジャスティン・リード)に出品されており、現在の価格は100,000ドル(約1,130万円)で入札待ちとなっている。2013年製と比較的高年式のモデルなのでデイリーで着用するにはもってこいなのだが、前オーナーがハードユースしていたのか時計自体には至るところにスクラッチ傷などが見受けられる。下のギャラリーをご覧いただければ分かる通り、決して状態が良い個体ではないのだけれど、それでも1,000万円を軽く超えるプライスになっているのが本モデルの珍しさを物語っている。

通常の市場価格の約8倍でも手に入れる価値あり?

ヴィンテージならまだしも、2013年製のサブマリーナに1,000万円オーバーなんてあり得ない!と思うのはごく自然な反応だと思う。何と言っても99%のデザインはノーマルモデルのままで、中身も他モデルとまったく同じだからだ。通常生産の2013年製サブマリーナであれば150~170万円前後で手に入れられるし、約1,130万円ということは中古市場の約8倍。残りの1%は「FUCK EM」と裏蓋に刻まれる〈シュプリーム〉のボックスロゴくらい。確かに異常なほど高額な価格だけれど、普通であればまず手に入れることができないことを考えれば納得の一本でもある。まだ購入を受け付けているので、我こそは!という方は売り切れる前にどうぞ。
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〈シュプリーム〉の記事はこちらをチェック。
もう少しリーズナブルなモデルで充分だな、という方は18kイエローゴールド製サブマリーナはいかがだろうか?

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