ソースやケチャップが飛んでこようが愛し続けたい TANAKA のホワイトデニムジャケット
まっさらな美しいホワイトカラーが時と共に色褪せていく素晴らしい体験。
ホワイトデニムのトラッカージャケットという新鮮な選択
95%の人がデニムジャケットを選ぶ際にブルーデニムを選んでいる、とここに断言したい。統計は取っていないが限りなく事実に近いのではないかと思っている。それくらいブルーデニムのトラッカージャケットはポピュラーで、ファッション的にも完全に定着しているのだ。もちろん筆者もそうだ。この記事を書いているデスクから後ろを振り返ると着古した〈DENIME(ドゥニーム)〉のデニムジャケットがハンガーにかかっている。
恐らくこの記事をご覧の方の中にもお気に入りのデニムジャケットをすでにお持ちの方がいて、そのほとんどがブルーデニムなのではないだろうか。じゃあ、というわけではないのだけれど、デニムが例年に増して復権すると言われているし、明らかに毛色が異なる一着を手に入れるのはいかがだろうか。
恐らくこの記事をご覧の方の中にもお気に入りのデニムジャケットをすでにお持ちの方がいて、そのほとんどがブルーデニムなのではないだろうか。じゃあ、というわけではないのだけれど、デニムが例年に増して復権すると言われているし、明らかに毛色が異なる一着を手に入れるのはいかがだろうか。
2017年にニューヨークを拠点にする日本人デザイナーのタナカサヨリ氏が設立し、2020年よりディレクターとしてクボシタアキラ氏が本格的に参画した〈TANAKA(タナカ)〉には、今すぐに着たくなる素晴らしいホワイトデニムジャケットがある。
カイハラ社製プレミアム生成りセルヴィッジデニムを使ったTHE NEW CLASSIC JEAN JACKET, RAW WHITEは、ヴィンテージの仕様を再現する忠実さと誰もがかっこよく着こなせるファッション性が両方備わっている。いわゆる1stタイプの1ポケット仕様でありながら背面のシンチバックは排除し、フィット調整は裾にあるボタンで可能。ややゆったりとしたボクシーなシルエットにはヴィンテージ的な空気感がありながら、モダンに着こなせる「いいとこ取り」なデザインである点も特徴だ。
カイハラ社製プレミアム生成りセルヴィッジデニムを使ったTHE NEW CLASSIC JEAN JACKET, RAW WHITEは、ヴィンテージの仕様を再現する忠実さと誰もがかっこよく着こなせるファッション性が両方備わっている。いわゆる1stタイプの1ポケット仕様でありながら背面のシンチバックは排除し、フィット調整は裾にあるボタンで可能。ややゆったりとしたボクシーなシルエットにはヴィンテージ的な空気感がありながら、モダンに着こなせる「いいとこ取り」なデザインである点も特徴だ。
世界にひとつのエイジングに成長するキャンバスと捉える
〈TANAKA〉のブランドコンセプトである「今までの100年とこれからの100年を紡ぐ服」という思想が色濃く反映されたホワイトデニムジャケットは、数十年前に作られたヴィンテージにも見えるし、高感度なファッションブランドが作った最新のファッションアイテムにも見える。トラッカージャケットという超普遍的な名品は、作り手側の立場に立つと凄く難しいアイテムなのではないだろうか。変えてはいけない部分(変えると良いところがスポイルされてしまう部分)が多く、かといって何も変えずに作ると「じゃあ〈リーバイス®〉でいいじゃん」と言われてしまう。
無染色、無脱色の綿そのものを使用したホワイトデニムの無垢な存在感は、インディゴに慣れきった私たちの目にとても新鮮に映る。白という色は日常生活においてどうしても気を遣ってしまいがちだが、タイトルに記載したようにソースやケチャップが飛んでこようがそれすらもユニークな味になるはず。そういう意味では、世界にひとつだけのエイジングに成長するキャンバスのような存在と捉えてもいいかもしれない。
無染色、無脱色の綿そのものを使用したホワイトデニムの無垢な存在感は、インディゴに慣れきった私たちの目にとても新鮮に映る。白という色は日常生活においてどうしても気を遣ってしまいがちだが、タイトルに記載したようにソースやケチャップが飛んでこようがそれすらもユニークな味になるはず。そういう意味では、世界にひとつだけのエイジングに成長するキャンバスのような存在と捉えてもいいかもしれない。
〈TANAKA〉のTHE NEW CLASSIC JEAN JACKET, RAW WHITEは385ドルで「公式サイト」にて販売中。新鮮味あふれるトラッカージャケットをワードローブに追加してみてはいかがだろうか。
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