UNDERCOVER が家具メーカー、天童木工と共作したアナーキーチェアの新作を発表
背中で語るパンクスピリット。〈UNDERCOVER〉の高橋盾が生み出したアナーキーチェアの第2弾が限られた店舗で販売中。
昨年発売された第1弾をベースに細部をアップデート
長く続いているコロナ禍による生活の変動も徐々に落ち着きつつあるとはいえ、いまだに在宅勤務にあたる日が多い方もいらっしゃるだろう。当たり前のように毎日通勤していた数年前はなかなか気付きにくかったけれど、自宅でゆっくりと過ごすことは他には代えがたい大切な時間だ。〈UNDERCOVER(アンダーカバー)〉が先日ローンチしたANARCHY CHAIR(アナーキーチェア)は、自分のライフスタイルを構築することにこだわりを持つ人にとって唯一無二の家具になる。
アナーキーチェアは、〈アンダーカバー〉のデザイナーである高橋盾氏が一点物として制作したモノが始まり。アナーキズムのシンボルであるサークルAを背面に配したパンク精神あふれるデザインは〈アンダーカバー〉の根源に横たわる思想をシンプルかつストレートに表現しつつ、椅子としても非常にオリジナリティあふれる逸品だった。
恐らく一点物の椅子を制作した際は市販化は考えていなかったと思われるが、その後1940年創業の老舗家具メーカー「天童木工」と協業し、2022年2月に市販化された。〈アンダーカバー〉のコアなファンはもちろん、家具やインテリアにこだわりを持つ大人の男女の間でも大きな話題となったことが記憶に新しい。
恐らく一点物の椅子を制作した際は市販化は考えていなかったと思われるが、その後1940年創業の老舗家具メーカー「天童木工」と協業し、2022年2月に市販化された。〈アンダーカバー〉のコアなファンはもちろん、家具やインテリアにこだわりを持つ大人の男女の間でも大きな話題となったことが記憶に新しい。
約1年の時を経て登場した第2弾は、サークルAをアクリル製にし、座面のくぼみや厚さなどを調整することで座り心地をアップデート。細部に至るまで高品質な逸品に仕上がっている。
「DOVER STREET MARKET GINZA」では高橋盾氏自らが制作した一点物も販売中
今回発売されたのは座面に天然皮革を使用したブラック(23万1000円)と、ウールボアを採用したオフホワイト(27万5000円)の2種類。ブラックタイプは引き締まった精悍さがあり、オフホワイトはどこか中性的で柔らかい雰囲気。同じデザインなのに両者の間で明確に印象が異なるのが興味深い。また、先に述べたように背面のアナーキーマークがアクリル製になったことで、どことなく現代アート的な家具らしさのないルックスである点も魅力的だ。
〈アンダーカバー〉のアナーキーチェアは同ブランドの青山店、仙台店、金沢店、名古屋店、京都店、伊勢丹新宿店、公式オンラインストア、「DOVER STREET MARKET GINZA(ドーバー ストリートマーケット ギンザ)」で販売中。また、2月2日(木)から12日(日)までの間、「ドーバー ストリートマーケット ギンザ」の1階でスペシャルインスタレーションを展開中。同店限定で高橋盾氏が手彫りで制作した一点物のアナーキーチェアを数量限定が販売されている。〈アンダーカバー〉ファンはもちろん、ユニークな家具をお探しのインテリア好きの方はぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
ITEM CREDIT
- UNDERCOVER:ANARCHY CHAIR