恐れず、構えず、さり気なくセクシーに履きたい F.LLI GIACOMETTI のグルカシューズ
ムレムレの足元よ、さようなら。この夏のピンチヒッターは、通気性抜群で大人の色気があるグルカシューズで決まり。
真夏の足元をすくう救世主、グルカシューズ
あと2ヵ月もすれば到来する本格的なサマーシーズンを前に、私たちが真っ先に準備すべきことは、最高にクールで快適なシューズを新調することだ。
イタリア北部、アルプスに近しい VENETO(ベネト)地方に唯一残る自社ファクトリーブランドである〈F.LLI GIACOMETTI(フラテッリ ジャコメッティ)〉を代表する人気モデルであるグルカシューズは、4本のストラップで構築された斬新なルックスで目の肥えたシューズアディクトたちから一目置かれている。一枚革ではなく、幅の広いストラップを複数用いたようなデザインのグルカシューズは、革同士の間に隙間があることで空気を常にリフレッシュさせる効能がある。この構造が真夏においていかに効果を発揮するかは、着用したことがない方でも想像できるはずだ。
イタリア北部、アルプスに近しい VENETO(ベネト)地方に唯一残る自社ファクトリーブランドである〈F.LLI GIACOMETTI(フラテッリ ジャコメッティ)〉を代表する人気モデルであるグルカシューズは、4本のストラップで構築された斬新なルックスで目の肥えたシューズアディクトたちから一目置かれている。一枚革ではなく、幅の広いストラップを複数用いたようなデザインのグルカシューズは、革同士の間に隙間があることで空気を常にリフレッシュさせる効能がある。この構造が真夏においていかに効果を発揮するかは、着用したことがない方でも想像できるはずだ。
実際、日本のうだるような暑さの中で通常の革靴やスニーカーを履いていると、それ自体が拷問のように感じることが多い。靴の中は汗と熱気でムレムレ、匂いや靴へのダメージも気になる…。これは全人類共通の悩みと言ってもいいだろう。気温40度に迫る暑さの中においても装うことを決してあきらめず、涼しい顔をするファッションピープルたちだって、靴の中はビショビショなのだ。
この破滅的な困難を可能な限り解決しながら、大人が上品に着用できるのがグルカシューズ。市場には様々なタイプが存在しているけれど、何事にもこだわりを持つ LIVE IN RUGGED 読者には一流をレコメンドしたい。
この破滅的な困難を可能な限り解決しながら、大人が上品に着用できるのがグルカシューズ。市場には様々なタイプが存在しているけれど、何事にもこだわりを持つ LIVE IN RUGGED 読者には一流をレコメンドしたい。
自然体で履くだけで大人の余裕を醸し出せる
本稿でフィーチャーしている NIGHT BLUE(ナイトブルー)カラーは、黒に近い品のある濃紺。レザーを作るのは、2001年に創業した比較的新しいタンナーである「Conceria MASONI」だ。古くから皮革産業が栄えている北イタリア・サンタクローチェの地で急成長を遂げた「Conceria MASONI」は、近代的な設備の下で生産を行っていることが特徴。使われる牛革は食用として安全に育てられた牛のものだという。また、革を鞣すための薬品はもっとも厳しい国際基準に準拠し、信頼のおける一次標準を持つ企業から仕入れられている。革製品は特に愛着を持って付き合っていくべきものなので、安全かつ健康的な環境で生み出されているという点も大きな魅力ではないだろうか。
もちろん、着用時の美しさも折り紙付き。通常の革靴などとは明らかに一線を画すセクシーなデザインが売りのグルカシューズは、一見すると難易度が高そうに感じる方も多いはず。しかし、この靴を履きこなすためにもっとも必要なのは、気負うことなく普段使いする大胆さだ。どちらかというと大人っぽい服装の方が合わせやすいことは確かだが、サンダルをつっかけるくらいの気持ちで履くことで、結果として大人の余裕が出るのではないかと思う。素足で履くかソックスを合わせるかも気分次第で決めてしまって問題ない。かっこつけたデザインなのに意外なほど守備範囲が広いことも、グルカシューズの美点なのだ。
〈フラテッリ ジャコメッティ〉のグルカシューズは「BEAMS 公式オンラインストア」にて販売中。価格は86,900円となる。
ITEM CREDIT
- F.LLI GIACOMETTI:Calf Leather Grukha Shoes