Stella McCartney と空山基によるカプセルコレクションが発売
1990年代から交流のある両者による2度目のコラボレーション「Stella McCartney + Sorayama」
サステナビリティとパワフルな官能性のメッセージを新世代に伝達する
2001年にイギリスでステラ・マッカートニーが立ち上げたファッションブランド〈Stella McCartney(ステラ・マッカートニー)〉と、日本を代表するアーティスト空山基が通算2度目のコラボレーションを実現。同ブランドの公式サイトではすでにローンチされており、店頭でも順次展開される。
〈ステラ・マッカートニー〉はレディスおよびメンズのウェアやアクセサリー、ランジェリー、アイウェア、フレグランス、キッズなど幅広いアイテムを展開。動物愛護の精神から、靴やバッグといったアイテムであってもレザー類は一切使用しないことも同ブランドの特徴で、サステナブルやSDG’sを早い段階で実践してきたデザイナーブランドとして支持を集めている。
一方、空山氏はアートに馴染み深い方ならご存じのように、日本を代表するイラストレーターとして幅広く活躍中。1971年にフリーランスのイラストレーターとして独立して以降、女性の美を独自に表現したセクシーロボットは国内外問わずアイコニックな代表作に。その艶めかしくエロティックな表現力と独特の筆のタッチ、仕上げ的に加えられるエアブラシの質感などが後発のアーティストたちに絶大な影響力を持ち、国内外問わず唯一無二のアーティストとして絶大な支持を集めている。〈SONY(ソニー)〉がかつて製造していた犬型ロボット、AIBO(アイボ)のデザインや〈AEROSMITH(エアロスミス)〉の「JUST PUSH PLAY」のアルバムアートワークなどは、一般層でも多くの方が目にしたことのある作品だろう。
デザイナーのステラ・マッカートニーは、1990年代にフランス・パリに住んでいた頃に空山氏の作品と出会い、その後日本を訪れた際に本人に会ってから長年に渡って友人関係を築いてきたという。過去にも1度タッグを果たしたことがある両者が今回完成させたカプセルコレクション「Stella McCartney + Sorayama」は、ファッションとアートを通して、サステナビリティとパワフルな官能性のメッセージを新世代に伝達するというメッセージを込めて作られた。
ウェアからバッグまでユニセックスなアイテムが展開
空山氏がアートをセレクトしたほか、このカプセルコレクションのために新たに制作した作品も登場。その中にはステラ・マッカートニーの顔となって再構築された「Vitruvian Woman」も含まれており、両者のファンにとってはたまらないデザインだ。デッドストック生地を使用したバーシティージャケットやニットウェア、パジャマ、クラッチバッグなど、ジェンダーレスでエイジレスなアイテムで構成されており、すべてをユニセックスで楽しむことができる。
ITEM CREDIT
- Stella McCartney × Hajime Sorayama:Stella McCartney + Sorayama Capsule Collection