BOTTEGA VENETA が東京の公園で撮影した 2024 Summer Campaign を公開
自由、喜び、実験、発見を象徴する公園を舞台に〈BOTTEGA VENETA〉の卓越したラグジュアリーが躍る
撮影はマグナム・フォトのメンバーであるアレック・ソスが担当
とてつもなく美しく、同じくらいシュールなLOOKを見よ
〈BOTTEGA VENETA(ボッテガ ヴェネタ)〉が2024 Summer Campaignを発表。東京の公園をロケ地にかつてないほどユニークでシュールなファッションシューティングが生まれた。
発見や冒険のスピリットを表現したという2024 Summer Campaignは、Alec Soth(アレック・ソス)が撮影を担当。1969年生まれのアメリカ人であるソスは、あのマグナム・フォトのメンバーの一人。ウォーカー・エヴァンス、ロバート・フランク、スティーブン・ショアのドキュメンタリースタイルの伝統における写真の旅と「路上」のイメージを取り入れた作品などで高く評価されている。大規模なフォーマットとプロジェクトで知られるソスは、これまでに50回を超える個展を開催し、24冊以上の本を出版。その中には「Sleeping by the Mississippi(2004年)」、「Songbook(2015 年)」、「I Know How Furiously Your Heart is Beating(2019年)」、 そして「A Pound of Pictures(2022)」が含まれる。また、2021年には英国王立写真協会の名誉フェローシップを受賞するなどいくつかのフェローシップや賞を受賞。フォトグラファーを目指す人々はもちろん、同業者からもリスペクトされる存在だ。
〈ボッテガ ヴェネタ〉はこれまでも映画監督の北野武をモデルに起用し、昨年12月にはA$AP Rocky と Kendall Jenner のパパラッチ写真を起用した2024 Pre Spring キャンペーンを公開するなど、従来の常識に捉われないユニークなキャンペーンを毎シーズン発表してきた。しかし、本キャンペーンは過去のどのLOOKと比較してもユニークでクールな写真と言えるのではないだろうか。誰しも子供時代に自由な時間を過ごした日本の公園を舞台にするなんて、普通の感性ではなかなか浮かばない。もしアイデアが浮かんだとしても、GOサインを出すこと自体が凄いことだ。一大メゾンのラグジュアリーなウェアやバッグ、小物を身にまとうモデルがノスタルジックな公園でポーズを決める…とてつもなく美しく、同じくらいシュールなLOOKをご覧あれ。
公園にある奇抜な構造物と〈ボッテガ ヴェネタ〉の想像力との類似性を描く
動物、岩、キノコの形をした遊び場の構造物を特徴とするアレック・ソスの写真は、これらの構造物の物理性と奇抜さを強調し、マチュー・ブレイジーのデザインにおける工芸品を思わせる素材と想像力との類似点を描く。
なお、2024 Summer Campaignの発表にあたり、〈ボッテガ ヴェネタ〉のクリエイティブ・ディレクターを務めるMatthieu Blazy(マチュー・ブレイジー)がコメントしているので、併せて紹介する。
なお、2024 Summer Campaignの発表にあたり、〈ボッテガ ヴェネタ〉のクリエイティブ・ディレクターを務めるMatthieu Blazy(マチュー・ブレイジー)がコメントしているので、併せて紹介する。
「オデッセイ:自由で希望に満ちた旅。遊び場は、自由、喜び、実験、発見の空間です。そこは、自分自身の冒険を発明し、リスクを冒し、様々な方法で自分自身を体験できる場所です」。
また、撮影を担当したアレック・ソスは〈ボッテガ ヴェネタ〉のキャンペーンLOOKを撮影したことに関して以下の感想を残している。
「マチューの作品に出会うと、私は同時に2つの世界にいます。1つは非常に物理的なもの、つまりすべての感覚を刺激する職人技の世界であり、もう1つは夢のようなものです。このキャンペーンに対する私の指針となるアプローチは遊び心でした。遊び場はマチューの気まぐれな想像力の比喩のように感じられました。同じカラフルな偶然の精神を自分の写真にも持ち込みたかったのです」。
〈ボッテガ ヴェネタ〉の2024 Summer Campaignは「ボッテガ ヴェネタ 公式サイト」で展開中。気になる方はチェックしてみよう。
CAMPAIGN CREDIT
- BOTTEGA VENETA:2024 Summer Campaign