
退屈を打ち壊す BALENCIAGA の STAPLER スニーカー
ランダムにホッチキスで留めたようなアバンギャルドなデザインが、あなたの足元を大胆に彩る
挑戦を恐れない反逆者のためのスニーカー
“オシャレは足元から”という有名な格言の通り、足元をおろそかにすると悲劇が待ち受けているのはご存じの通り。靴を見ればその人がどんなものが好きか、ファッションレベルがどれほど高いかが一瞬で判別できる。同時に、どんな洋服で着飾っていても、ダサい靴はすべてを台無しにしてしまう。極端な意見に聞こえるかもしれないが、この認識は世界中のファッション通の間で浸透していると言っていいだろう。
そこで問題になるのが、万人受けする無難なシューズを選ぶか、我が道を行く独創性に満ちたシューズを選ぶか。もしこの記事を読むあなたが挑戦を恐れない反逆者的な精神をお持ちであれば、〈BALENCIAGA(バレンシアガ)〉こそがふさわしい。
そこで問題になるのが、万人受けする無難なシューズを選ぶか、我が道を行く独創性に満ちたシューズを選ぶか。もしこの記事を読むあなたが挑戦を恐れない反逆者的な精神をお持ちであれば、〈BALENCIAGA(バレンシアガ)〉こそがふさわしい。
2024年秋冬コレクションで登場したSTAPLE SNEAKER(ステープラー スニーカー)は、その名の通りホッチキスを使った大胆なスニーカー。巨大なソールをはじめに、オリジナリティあふれるルックスで一世を風靡しているスニーカーである10XLのアッパーやソールなどに無数のホッチキス留めを施し、ハイブランドならではの脱構築デザインに仕立てている。
















「それDIYしたの?」
以下の「併せてチェックしたい」にあるように、〈バレンシアガ〉は2022年5月には綺麗好きが見たら卒倒するようなダメージ&汚れ加工を施したスニーカーもローンチしてきた。このモデルが世に出た際は「自意識過剰な世代がどこまでのものを買うかを見るため、〈バレンシアガ〉は実験を行っているに違いない」「ブランドの名前が付いているだけで、人々がどこまでのものを買うかを知るための社会実験だ」といった投稿がインターネット上に乱立。「新品とは何を定義するのか」という根源的な問いかけを投げかけるためのものだったのか、クリエイティブディレクターを務めるDemna Gvasalia(デムナ・ヴァザリア)の気まぐれだったのかは定かではないが、ファッション通の間で大きな話題を呼んだことは事実だ。約2年半を経て発売されたステープラー スニーカーは、デストロイ加工が施されたあのモデルよりははるかに履きやすい。それでも、無数に留められたホッチキスの跡を見た人からは「それDIYしたの?」と声を掛けられるだろう。
たっぷりとしたボリューム感と脱構築デザインが目立つ〈バレンシアガ〉のステープラー スニーカーも、確かに自意識過剰な世代からもっとも支持されるデザインかもしれない。しかし、ジョークを真面目に楽しむようなスタンスも〈バレンシアガ〉の魅力であり、ファッションの世界をこれまでにない形に広げてくれるアイデアを具現化できることも、同メゾンの特徴でもある。足元で主役級の存在感を放つスニーカーが欲しければ、バレンシアガ 公式サイトからゲットしてみてはいかがだろうか。ちなみに価格は163,900円となる。
ITEM CREDIT
- BALENCIAGA:STAPLER SNEAKER 2024 Autumn Winter