
Carhartt のカーペンターパンツをカスタムした「クロムハーツ セントバース店」限定モデルをチェック
フランス領の小さな島の中にある「CHROME HEARTS ST. BARTH」で限定発売された〈Carhartt〉カーペンターパンツのスペシャルカスタムモデルをチェック
マニア垂涎の「クロムハーツ セントバース」限定モデル
「需要に対して供給が間に合っていない」と言われるファッションブランドはいくつもあるが、〈CHROME HEARTS(クロムハーツ)〉はその筆頭だ。30代以上の大人世代はもちろん、Z世代にとっても憧れのブランドになってしまった現在、レギュラーアイテムのはずのスタンダードなジュエリーやレザーアイテムも店頭から消えていることが多い。しかし、そういった“普通の”アイテムよりはるかに手に入れにくいモノも存在する。「CHROME HEARTS ST. BARTH(クロムハーツ セントバース)」限定で発売された〈Carhartt(カーハート)〉のカーペンターパンツをカスタムしたモデルは、日本で暮らす〈クロムハーツ〉ファンにとっては屈指の入手困難モデルだろう。
「クロムハーツ セントバース店」は、キューバやドミニカ共和国に近いサン・バルテルミー島内にある同ブランドのストア。サン・バルテルミー島はカリブ海のリーワード諸島にあるフランス領の島で、1493年にクリストファー・コロンブスによって発見されたという歴史を持つ。美しい白い砂浜があるため、主にアメリカやヨーロッパ、南米からの観光客が訪れているようだが、決してファッション的に重要な場所ではない(〈クロムハーツ〉がそういった場所に出店することはどちらかというと珍しい)。
本モデルは、日本から遠く離れた「クロムハーツ セントバース店」限定で過去に発売された超レアモデル。ベースとなったのは〈カーハート〉を象徴するカーペンターパンツで、屋内外の作業時に適したゆったりとしたシルエットと屈強な生地、補強を目的としたダブルニー仕様が特徴。まずは以下フォトギャラリーからディテールをチェックしてみよう。



実用主義的なワークウェアをラグジュアリーに昇華した逸品
ベースモデルのワークウェア然とした魅力はそのままに、〈クロムハーツ〉が得意とするクロスパッチとシルバーボタンでカスタムされた本モデル。クロスパッチは他モデルでは滅多に見られない光沢感のあるブルーカラーのレザーで統一されており、フロントに6枚、バックに13枚ランダムに縫い付けられている。南の島にある店舗限定モデルだからブルーのクロスパッチなのだろうか。
そしてもちろん、トップボタンはおなじみのクロスボールボタンに変更され、各所の補強用リベットは細かい彫金が魅力のホースシューロゴに打ち換えられている。
そしてもちろん、トップボタンはおなじみのクロスボールボタンに変更され、各所の補強用リベットは細かい彫金が魅力のホースシューロゴに打ち換えられている。
無骨で飾らない実用主義的なワークウェアをラグジュアリーに昇華した本モデルは、JUSTIN REED 公式オンラインサイトで販売中。価格は25,500ドルとなる。
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