visvim が25周年を記念し、泥染めにフォーカスしたイベント「VISVIM HARMONIOUS PROCESS」を開催
鹿児島県の奄美大島で古くから受け継がれる天然染色のひとつである泥染めに特化、〈visvim〉だけの世界観に浸れるイベント
Written : LIVE IN RUGGED
伝統技術である泥染めの可能性を長年探ってきた〈visvim〉ならではのイベント
ハンドメイドを謳うブランドは数多く存在するが、手仕事の美しさをダイレクトに伝えることにおいて、〈visvim（ビズビム）〉の右に並ぶ存在は滅多にないだろう。国内外に熱狂的なファンを多く抱える〈ビズビム〉が設立25周年を記念し、ブランドの物作りを紐解く展示および販売イベント「VISVIM HARMONIOUS PROCESS」を開催する。期間は、9月3日（水）～16日（火）まで「伊勢丹新宿店 メンズ館1階 ザ・ステージ」で。10月4日（土）～13日（月）までは「ロンハーマン」名古屋、神戸、福岡で展開。
「VISVIM HARMONIOUS PROCESS」では、鹿児島県の奄美大島で古くから受け継がれる天然染色のひとつである泥染めにフォーカス。〈ビズビム〉ファンであればご存じの通り、同ブランドは以前から泥染めを取り入れたアイテムを展開してきた。泥染めは通常コットンなどの天然繊維に施されるが、〈ビズビム〉はナイロンのような化学繊維を使ったプロダクトにもテクスチャーとして加える表現を編み出すなど、染色加工技術としての可能性を拡張。不可能と言われることにも果敢に挑戦し、伝統的な技術にこれまでにない側面を与える〈ビズビム〉のモノ作りへのこだわりは、もはやファッションという枠を超えていると言っていいだろう。
精神的な豊かさも得られる手仕事のアイテム
同イベントでは、泥染めを施したデニムジャケット（11万4400円）やシャツ（11万8800円）、Tシャツ（5万5000円）、カバーオール（19万8000円）、スニーカー（ハイカット 12万1000円／ローカット 11万5500円）、キャップ（4万9500円）など幅広いアイテムを展開するほか、イベントのために制作した冊子「Addendum to the Dissertation / Doro-Zome （Mud-Dyeing）」を数量限定で配付する。この冊子には、アイテムに泥染めを施す過程の写真や、制作風景などが収められているという。
手仕事の美しさを今に伝える「VISVIM HARMONIOUS PROCESS」で手に入れられるアイテムは、いずれもまったく同じものは二つとないワンアンドオンリーのもの。生活の中にそういったアイテムを取り入れると、精神的な豊かさも得ることができそうだ。
最新情報はvisvim 公式インスタグラムをチェックしよう。
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