吉田カバンが創業90周年を記念する展覧会『Every day is a new beginning』を開催
〈吉田カバン〉の90年にわたるモノ作りの神髄を体験できる貴重な展覧会
メイドインジャパンにこだわり、上質なアイテムを作り続けてきた〈吉田カバン〉
〈吉田カバン〉の創業90周年を記念した展覧会『Every day is a new beginning』が2025年11月14日(金)~16日(日)の期間、九段下の「九段ハウス」にて開催される。
1935年の創業以来、一針入魂の精神でメイドインジャパンのバッグを作り続けてきた〈吉田カバン〉。看板ブランドの〈PORTER(ポーター)〉は素材開発から企画、デザイン、製作に至るすべての工程を日本の高いレベルで一貫して行うことで世界的な人気と知名度を獲得したことは説明不要だろう。『Every day is a new beginning』では、〈吉田カバン〉が大切にし続けてきたモノ作りにおける真髄をさまざまな角度から体験できる。伝統と革新を調和させ、職人魂とチャレンジ精神を忘れないこと。流行りを追うのではなく、常に新しいことや周りと違うアイデアを持つこと。機能を優先し、「道具としてのカバン」を作ること。時代ごとに作られるアイテムは進化しているが、90年間守り続けてきた精神性が宿るアイテムとその背景を実際に目にした時、私たちはきっとさらに〈吉田カバン〉のファンになっているはずだ。
創業者、吉田吉蔵が所有していた貴重なアーカイブをはじめとした初公開のアイテムや作品も多数展示
戦後の街を歩きながらカバンを手売りしていた創業者、吉田吉蔵が所有していた貴重なアーカイブを展示するほか、当時使用していたリヤカーや黒澤明監督作品『天国と地獄』のために作られたバッグ、吉田がもっとも得意とし思い入れも強かった馬蹄型のコインケースやトランクケースなど、初公開となる希少なアイテムもお披露目される。さらに〈ポーター〉の人気シリーズのコンセプトを体験できる内容やショートフィルムの上映、90周年を記念したアニバーサリーアイテムも登場。アーティストの横尾忠則が特別に書き下ろした作品をシルクスクリーン印刷したポスターは、アートファンも必見だ。
『Every day is a new beginning』は、先に述べたように2025年11月14日(金)~11月16日(日)の期間、東京都千代田区の「九段ハウス」で開催。入場料は1,300円で事前予約が必要なので、気になる方は吉田カバン 公式サイトをチェックしてみよう。



