Levi’s® にも採用されていた伝説の生地メーカーが AMOSKEAG MFG. CO として復活
〈Levi’s®〉黎明期にデニム生地を提供していた伝説の生地メーカー〈AMOSKEAG〉が日本のファッションブランドとして2026年春夏シーズンに再始動
あの〈AMOSKEAG〉がこの春復活
「AMOSKEAG(アモスケイグ)」という名前を聞いてピンとくる人は相当なデニム好きに違いない。1830年にアメリカ・ニューハンプシャー州で創業。かつて〈Levi’s®(リーバイス®)〉の黎明期から1915年頃までデニム生地を供給していた伝説の生地メーカーだ。1929年の世界恐慌などの煽りを受けて徐々に衰退し、1935年のクリスマスイブに105年の歴史に終止符を打った。今の時代から見ると大昔の話には違いないけれど、生地メーカーとして100年以上続いたことは凄いことだ。〈アモスケイグ〉の生地が使われていた時代の〈リーバイス®〉は現在もっとも入手が難しい…というか博物館級のヴィンテージで、実物を目にする機会すら皆無と言っていいだろう。
その伝説の生地メーカーが、2026年春夏シーズンに日本のブランドとして復活する。〈AMOSKEAG MFG. CO〉と名付けられ、2026年春夏コレクションでは防縮加工やねじれ防止といった現代では当たり前に施される整理工程が存在しなかった時代の生地づくりに着目。全12型のアイテムが登場する。
ヴィンテージの再現ではなく、現代的なファッションとして着用できるデザインを展開
当時の〈アモスケイグ〉が衰退した一因は、より効率よく安定した品質の生地を大量に生産するためのサンフォライズド加工(防縮加工)やスキュー(ねじれ防止)といった技術革新ができなかったことにもある。こういった加工は大量生産の需要に応えるための技術的進歩だったのだが、現代のデニム好きは織り上がったままの生機(キバタ)にもっとも価値を見出していることが皮肉だ。〈AMOSKEAG MFG. CO〉として再始動するにあたって当時のその風合いを現代に蘇らせたいと試みたものの、縮率がバラバラで安定しない、製品をつくっても味が出すぎるなどの問題があったそうだ。そこで、生機のまま洗いをかけ、生地の段階で加工を行うことで課題をクリア。素材の良さを生かしながら製品加工とは異なる洋服としての新しい表現を実現でき、ついに日本のブランドとしてローンチすることが決定した。
ヴィンテージをそのまま再現するのではなく、素材をつくる際の工程で試行錯誤を繰り返し実現した生地を現代的なファッションとして昇華したコレクションは、この春発売。「1LDK AOYAMA」などの取扱店で展開される。気になる方はAMOSKEAG MFG. CO 公式インスタグラムをチェックしてみよう。
ITEM CREDIT
- AMOSKEAG MFG. CO:2026 Spring Summer Collection



