CHROME HEARTS Silver Jewelries

クロムハーツとの付き合い方 – ひとつのお気に入りを見つけて、生涯それを愛用する

「買えるうちに買っておけばよかった」という嘆きの声であふれる〈CHROME HEARTS〉、じゃあ思い切って何かひとつを手に入れて、それをずっと愛用するのはどうだろう


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : @rinkan_shinjuku

完全に手が届かなくなりつつある〈CHROME HEARTS〉

〈CHROME HEARTS(クロムハーツ)〉が高すぎるという声をよく聞く。もともと高価なブランドだったが、ここ数年は多くの人の予想を上回る価格改定が毎年行われ、2026年11月現在、シルバーのリングが20万円以上、ブレスレットは50万円以上が当たり前になってしまった(アイテムによる)。シルバージュエリー以外も当然大幅に値上げされており、ベルトは50万円以上、ライダースジャケットは100数十万円がデフォルト…といった具合。
なぜこれほど大幅に値上げされたのか?簡単に言えばヨーロッパやアジアなど、世界的な人気が高まることで需要と供給のバランスが完全に崩れたことが挙げられる。〈クロムハーツ〉直営店には在庫がまったくないと言ってもいい状態で、何年か前までは当たり前のようにストックされていたシルバージュエリーは完全に姿を消した。〈クロムハーツ〉は今でもアメリカ国内の自社ファクトリーで職人が手作業で製作するスタイルを一貫している。生産が追い付かない→在庫が消える→中古市場で急激に高騰するという、一般消費者にとっては悪夢のようなスパイラルが止まらない…それが現在の〈クロムハーツ〉の現状なのだ。
だから、ネット上では「買えるうちに買っておけばよかった」という嘆きの声であふれている。たかがシルバーのリングに20数万円はさすがにちょっと…と思う気持ちはよく分かる。銀相場自体が以前とは比較にならないほど高騰したとはいえ、今もアメリカでつくられているとはいえ、さすがに高すぎる。とはいえ、本当に欲しいものをあきらめるのも寂しい。だから、何かひとつのアイテムを厳選して、それを一生愛用するつもりで手に入れるのはどうだろうか。

CHROME HEARTS Silver Jewelries
CHROME HEARTS Silver Jewelries

CHROME HEARTS Silver Jewelries
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CHROME HEARTS Silver Jewelries
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自分が好きだと思えるものをひとつ選び、それを長いスパンで愛用する

90年代のファッション誌のインタビューで、創業者のRichard Stark(リチャード・スターク)に「〈クロムハーツ〉はどのように身に着けるべきですか?」という質問があった。それに対してリチャードは「何かひとつを選べばいいと思うよ」と答えていたことを覚えている。コレクターになる必要はないし、無理をして買う必要もない。ましてや、誰かに見せびらかすために買う必要なんてまったくない。自分が自分を満たすために手に入れることが何よりも大切だ。だから、それぞれが頑張れば買えるものを購入して、それをずっと愛用すればいいのではないか。〈クロムハーツ〉を買うことが一種の自慢のようにも見える今の時代において、それくらいのスタンスが自然体でかっこいいと思うのは筆者だけではないはず。
おすすめは定番のシルバージュエリー。リングでもペンダントでも、自分が本能的に好きだと感じるものを選べばいい。できればそれをオンオフ問わず毎日着用して、少しずつ傷が増えていく様子も楽しむ。〈クロムハーツ〉は非常に高価だが、飽きずに長く愛用できるものもたくさんある。実際に筆者は同じリングを20年近く毎日愛用しているけれど、それらはもはや自分の一部のように感じている。それくらい長いスパンで楽しむことができれば、購入する時は高く感じても、結果的には「買ってよかった」と心から思えるはずだ。
なお、本稿で掲載した〈クロムハーツ〉のジュエリーは、すべてRINKAN 新宿 公式インスタグラムで取り扱われている。気になる方は店舗に問い合わせてみてはいかがだろうか。
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