【第3回】ダルチザン SD-107のエイジングログ – 0 wash 2 month

新品から育てている筆者自身のSD-107の成長具合を記録する「SD-107’s chronicle」。第3回目の本日は、着用開始から2ヵ月前後が経過した状態をレポートしていく。


Written / photo : LIVE IN RUGGED

色落ちという点では変化なし

着用頻度が週に3日程度で2ヵ月前後が経過したくらいでは、当たり前だが色落ちという点では1ヵ月経過時点と比較して特に変化はなかった。強いて言うならベルトループやバックポケットの角、裾周りといったよくこすれる部分がうっすら色落ちするくらい。ただ、自分の体に沿ったシワやクセはより強くついてきた。私はデスクワークが中心の生活を送っているので、膝裏やお尻あたりは今後強めにフェイドしていくことになるだろう。


裾周りがウネウネしてきているのが分かる。仕事で愛用しているブレイリオの手帳カバーと一緒に。腕時計はSHC。

ご覧の通りまだ濃紺そのもの。一日の中で椅子に座っている時間が圧倒的に長いため、腰回りは自然とクセが付きやすい。

ヴィンテージの仕様を持つジーンズの中では特に細い

SD-107を手に入れた理由はシルエットであることは以前のレポートで書いたが、これを穿いていると改めてジーンズのシルエットの重要さを感じている。お金を払って手に入れる=基本的にどれも好きなシルエットであることは間違いないのだけれど、その中でも特に気に入っている形は誰しもあるだろう。私にとってSD-107はまさにそれ。これほど気に入ったシルエットのボトムスは振り返ってみてもちょっと記憶にない。
SD-107は「スーパータイトストレート」の名前の通りタイトさが売り。しかし、スーパータイトと感じるかどうかは人によって違うだろうとは思う。私の29インチの各スペックはこうだ。
・ウエスト:73.8cm
・股上:24.7cm
・わたり:28.3cm
・裾幅:16.2cm
デニムという素材の特性上個体差はあるが、全体に細く、裾に向かってテーパードしたシルエットであることが数値からも分かる。例えばリーバイス501xxのようにレギュラーストレートが好きな人が穿くと、かなり細いと感じるだろう。逆に、APCやヌーディージーンズといった「細いのが当たり前」のブランドが好きな人にとっては「スーパータイトって言うほどかな?」と感じると思う。SD-107がスーパータイトストレートを名乗るのは、ヴィンテージの仕様を持つジーンズの世界では特に細いという意味合いが強いのではないだろうか。


バックポケットは他ブランドと比べやや小さい。これは実際に試着してみないと感じにくい部分なので、気になる方は店頭で手に取ってみることをおすすめする。

バックポケットのステッチもお気に入り。いわゆるアーキュエイトデザインがベースだが、ダルチザンらしいオリジナリティがある。隠しリベットなので角は色が落ちやすい。

美しいシルエットが支持されベストセラーモデルに成長

実際SD-107は国内外共に大人気で、公式オンラインショップでも常に品薄状態が続いている。人気のあるサイズは店頭でも在庫が切れていることもあるだろう。ダルチザンにとっては数年前に作った新定番モデルのSD-107、ここまで支持されているのはヴィンテージの仕様を持つスタイリッシュなシルエットのジーンズであることに他ならない。
超本格的にヴィンテージを再現するブランドはたくさんあったが、ヴィンテージのディテールを完全に担保しつつシルエットが美しいジーンズはニッチの中のニッチ。しかしそれが逆に受けたのだ。
また、細身のモデルはエイジングの観点からもユニークな育ち方をする。ヒゲやアタリはより細かくなり、ハチノスも強烈になりやすい。タイトなシルエットだからこその経年変化を味わえることもSD-107が大ヒットした強い理由だと思っている。
この記事を書いている時点ではもっとエイジングが進んでいるが、愛は深まるばかり。第4回目のレポートもお楽しみに!

ITEM CREDIT
  • STUDIO D’ARTISAN:SD-107 Super tight straight(0 wash 2 month)

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