スイス製高級時計に対抗できるスポーツウォッチ – セイコー・プロスペックス

例えば休日に山登りやフィッシングを思う存分楽しみたい時、ヴィンテージウォッチや高級腕時計はベストな選択だろうか?時計好きであればライフスタイルに合わせた相棒を用意しておきたいもの。セイコー・プロスペックスはアウトドアからストリートまで期待に応えてくれる。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : HODINKEE

セイコー・プロスペックスとは?

「海」「陸」「空」「走」の4つのアウトドア・スポーツシーンに対応する本格的な機能性を追求したコレクション。それがセイコー・プロスペックスだ。それぞれの用途に対して最適な機能を備えており、一般のアウトドア・スポーツファンはもちろん、ダイバーや極地探検家なども実際に着用するプロユースの時計として厚い信頼を得ている。
高い実用性と確かな精度、機能美を感じる高いデザイン性は一朝一夕のものではない。プロスペックスの原点は1965年までさかのぼる。自動巻き、150メートル防水のマリンマスターは1966年に計4回にわたって南極観測隊越冬隊員の装備品として使用され、高い実用性を証明。その後も名だたる冒険家や探検家にも使用され、あらゆる過酷な環境においても壊れることなく動き続けたことで、第一級のプロからの信頼を勝ち取ったのである。
数十年間に渡って研究・開発を絶え間なく続けることで蓄積してきた知識と経験。それらを惜しみなく注いだプロのためのスポーツウォッチコレクションが、セイコー・プロスペックスなのだ。


いかにもダイバーズウォッチらしい青いベゼルと黒いラバーストラップが付くセイコー・プロスペックスSPB079。かつて製造していたヴィンテージモデルをベースにした高いデザイン性にも注目。

ベゼルには全方位にメモリが刻まれている。高精度の自動巻きムーブメントを搭載。最大4,800A / mまでの磁界耐性も備えた実用性も魅力だ。200m防水なのでマリンスポーツ時にうってつけ。

素晴らしいルックスとパパたちからも支持されるタフさも魅力

セイコー・プロスペックスの時計はどのモデルを選んでもオーバースペックなほど高い機能性も手に入れられるが、ルックスの良さも忘れてはいけないポイントだ。
1960年代のヴィンテージを再解釈したデザインなのに古臭さを感じさせず、現代的な時計としてカジュアルな洋服に自然と合わせることができる。アウトドア・スポーツ系はもちろん、デニムやレザー、ジャケパンスタイルまで幅広くコーディネイトできるのは、アクティブな趣味がなくても嬉しいところ。
また、小さい子供がいる方にも密かに支持されているらしい。カシオのGショックもそうだが、雨に濡れようがどこかにぶつけようが気にならない頑丈さも世のパパたちから人気の理由。平日のビジネスタイムはスイス製の腕時計をメインに使い、アクティブな休日はセイコー・プロスペックスという2本使いは理想的なラインナップかもしれない。


グリーンカラーの文字盤とベゼルを備える限定モデルのSLA019。300mの高い防水性は日常使いでいくら濡れようともビクともしない。時計愛好家やダイバーたちからのリアルな要望を反映したディープダイバーとして非常に人気の一本。

パワーリザーブは約50時間。44.3mmという大型のケースは腕元にタフな印象を与える。耐傷性に優れた特殊なコーティングが施されている。


価格は30万円台なので決して安い時計ではないが、機能を考えれば納得してしまう。スイス製のダイバーズウォッチと比較するととてつもなく安い。

こちらは200m防水のSPB077。価格は10万円台とグッと買いやすい。例え本格的なダイビングをしなくても、超高機能なスポーツウォッチとして完璧なモデルのひとつだ。

プロスペックスにはスイス製高級時計に対抗できる実力がある

プロスペックスにも、他のラインと同様セイコーの魅力である幅広い価格帯と圧倒的なコストパフォーマンスをしっかり感じられる。完全自社生産ができる世界でも数少ない時計メーカーが作るアウトドア・スポーツウォッチが、実用性において弱点なんてあるはずもないが、世界の名だたるメーカーと比較してもトップクラスの実力を持っていることがよく分かる。
セイコー・プロスペックスはスイス製高級ブランドとはひと味違う個性を持っている。ロレックス・サブマリーナがダイバーズウォッチの金字塔であることは揺るぎない事実だ。しかし、非常に高精度なムーブメントや機能性、頑丈さ、個性のあるデザイン、コストパフォーマンスなどを鑑みると、プロスペックスのコレクションはハードコアな時計ファンから機械式時計の初心者まで夢中にさせる魅力がある。

ITEM CREDIT
  • SEIKO Prospex:SPB077 / SLA019