American standard Alden penny loafer

オンオフ問わず「間違いない革靴」 – オールデン・ペニーローファー

どこか可愛らしさも感じるオールデンのペニーローファーは、オールシーズン活躍する「ザ・スタンダード」。定番靴を取り入れる生活を考えてみよう。


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : THE LAKOTA HOUSE

高級靴でありながらデイリーユースしたくなるブランド

靴好きにとっての最終到達点のひとつ、オールデン。既成靴ブランドとして世界的に見てもトップに数えられる名ブランドであり、古き良きアメリカンメイドを現代でも享受できる稀有なブランドでもある。ここ日本でも革靴好きにとっての憧れ的な存在で、愛好家も非常に多い。
高級靴ではあるものの、デイリーユースするユーザーが多いのもオールデンの特徴と言えるだろう。大切なイベントや気合いを入れる日だけではなく、日常使いしたくなる靴であることも、アメリカ製ならでは。本日の記事では永遠の傑作モデル、ペニーローファーをピックアップ。普遍的に愛される定番靴の魅力を紐解いていく。


端正で控えめなデザイン。どこか可愛らしさも感じさせる素朴なルックスもペニーローファーに惹かれる理由。

細かいステッチを見ても一切の破綻がない。熟練職人が一足一足手作業で製作するオールデンの靴は、メンテナンス次第で何十年も愛用できる。

シンプルイズベストの極み!
汎用性の高さもペニーローファーの魅力

装飾性が控えめでスッキリしたフォルムなので、単純な高級感という点では、例えば外羽根のウイングチップのようなモデルと比較すると地味に見えるかもしれない。しかし、この端正で控えめなデザインこそペニーローファーの真骨頂。どんなプロダクトにも共通することだが、デザインをシンプルにするほど粗が目立つようになる。ペニーローファーは靴本来のフォルムを活かした造形が美しさにつながり、シンプルな設計は抜群の履き心地に直結したモデルだ。
シンプルで普遍的なデザインは国や人種を問わず汎用性の高い革靴として世界中で愛されている。カッチリし過ぎないルックスも愛されてきた理由。どこか可愛らしさもあるルックスは女性からも人気が高いようだ。確かに、女性がペニーローファーを履く姿は可愛らしさと高級感が両方あって、とても素敵だと思う。
もちろん、男性が履く場合でもオンオフ問わずに着用できる。クラシックなスーツスタイルに合わせるとカッチリ感と遊び心のある大人の余裕を演出できる。オフスタイルはジーンズやチノパン、ワークパンツなど何でもござれ。トラッドスタイルからごく普通のカジュアルスタイルまでカバーできる汎用性の高さもこのモデルの特徴なのだ。
型番99267のペニーローファーは古き良きバンラスト。バンラストは1955年に完成してから現在まで、主にローファーに用いられる木型で、履き心地の良さと着用時の美しさを両立した傑作ラストである。素材はカーフレザー。艶のある高級レザーの質感は履くのがもったいないほど!ソールもシングルレザーなので雨天時は滑りやすいが、ソールも含めて上質な履き心地を堪能できるモデルだ。


かかとに向かって緩やかにカーブする流線型のフォルムが美しい。コバの張り出しが控えめなのでどこか中性的な雰囲気。

本来人から見られることの少ないソールであっても美しいのが本物の革靴。オールデンは意味もなく手で触れたくなるほど綺麗なソールだ。

ペニーローファーはオンオフ問わず「間違いない革靴」

靴自体が軽量であることもペニーローファーのアドバンテージだろう。ウイングチップのようなモデルと比べて軽量なので、長時間着用しても疲労感は感じにくい。ビジネスシーンはもちろん、休日であっても足が痛くなったり疲労感を強く感じる革靴は決して長く履くことはできない。オールデンは長い歴史の中で医療用矯正靴の分野を開拓したパイオニアでもあり、足に問題を抱えた人でも快適に履くことができる革靴の開発に努めてきた。もちろんサイズ選びが重要であるという前提はあるものの、履き心地の素晴らしさもオールデンが非常に重視してきたアイデンティティーなのだ。
シンプルで完成されたデザインと抜群の履き心地。アメリカ製にこだわる企業姿勢も含めて、オールデンのペニーローファーは2020年の今も「間違いない革靴」である。

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