Oni wa soto Fuku wa uchi

人気スニーカーショップ、atmosがadidas Originalsと節分仕様のスニーカーを発売

これをカッコ良く履きこなせる人が本当の洒落者?


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : atmos

アイデアもデザインもぶっ飛び過ぎてる

斜め上過ぎる発想とデザインに生粋のスニーカーフリークたちもざわついている?スニーカーフリークがこよなく愛するショップが日本の伝統行事である節分をテーマにコラボレーションモデルを発表した。ZXシリーズからZX 2K BOOST PUREとZX 8000を「節分カスタム」した2足、まずはぶっ飛んだルックスを心ゆくまでご覧いただきたい。


赤鬼・青鬼・緑鬼をイメージしたポップなカラーリングのZX 8000。誰もが童心に帰るシュータンの鬼のイラストがキラーポイント。

シュータンの外側に「鬼は外」、内側に「福は内」。バカバカしいように見えてしっかり計算されたアイデアに脱帽。


ZX 2K BOOST PUREはブラックベースなので若干履きやすい?シュータンのデザインも直球ではなくよく見ると鬼だったり…。

でも、ソールに誇らしげに「鬼は外、福は内!」

ファッションには遊び心も重要だと再認識させてくれるデザイン
ぶっ飛びまくった発想を楽しもう!

カラフルなZX 8000は赤鬼・青鬼・緑鬼から着想を得たカラフルでポップなカラーリングに目を惹かれる。鬼のパンツを彷彿させる虎柄の履き口とシュータンに入る「鬼は外」「福は内」の刺繍。半ばヤケクソになったように直球でギャグのようなデザインに感じてしまうが、アッパーをよく見るとコストの高い編み込み仕様になっていたり、コルクインソールを採用するなど、見た目以上に手の込んだ仕様になっている。
一方ブラックベースのZX 2K BOOST PUREは色合いのおかげでZX 8000よりもだいぶ履きやすい。ただし、中足部からヒールにかけて半透明になった部分にはドヤ顔で「鬼は外、福は内!」。外を歩いている分には誰も節分仕様だと気付かないだろうけど、至近距離で見られると「何それ!?」と話題になること必至だ。
しかし、この2足をジョークアイテムと言うのは見当違いというもの。真面目一辺倒ではなく遊び心をフルパワーで発揮した素晴らしい発想とデザインであり、ファッションは楽しんだ者勝ちという基本を改めて学ばせてくれるデザインだと思う。これをカッコ良く履きこなせたら真の洒落者かもしれない。
気になるのはどちらの方が売れるか。筆者はド派手なZX 8000だと予想しているが、皆さんはいかが?

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