Rebuild & upcycle READYMADE x NIKE

READYMADE×NIKE リビルド&アップサイクルの精神が反映されたBlazerを発売

日本全国の〈レディメイド〉と〈ナイキ〉ファンは、2月27日の発売日を忘れずに!


Written : LIVE IN RUGGED
Photo : Mastered

並みいる強豪たちに勝るとも劣らないコラボレーションが実現

ヴィンテージの素材を再利用し新たな価値を与える日本初のブランド〈READYMADE(レディメイド)〉と〈NIKE(ナイキ)〉のエクスクルーシブなコラボレーションが発表された。〈ナイキ〉はこれまで〈OFF-WHITE(オフホワイト)〉や〈sacai(サカイ)〉、〈UNDERCOVER(アンダーカバー)〉などの超人気ブランドと軒並みコラボレートしてきたが、意外にも〈レディメイド〉とのタッグは初めて。即完売&プレミア化必至のアイテムにクローズアップする。


〈レディメイド〉らしいリビルド&アップサイクルの精神が反映された強烈なルックス。

ヒールにはリサイクルマークのようにリデザインされた〈ナイキ〉のスウッシュアイコンが。

DIYをテーマにハンドクラフト感のあるアレンジで再構築
クラシカルなBlazerが未来的を未来的なデザインにアレンジ

ベースとなったのはBlazer(ブレーザー)。クラシックなルックスとスポーツ界に名を残す歴史を持つ名モデルである。1973年に誕生して以来、当時のバスケットボールシーンはもちろん、「現役」のプロ用シューズという立場からは引退してからも継続して生産されてきたBlazerは、ハイテクスニーカーとはベクトルの異なる雰囲気で現在も世界中で親しまれている。
このコラボレーションでは〈レディメイド〉らしいリビルド&アップサイクルの精神を全体に渡って反映。デザイナーの細川雄太氏曰く、DIYをテーマにいちから手作業で解体し、Blazer本来のDNAを壊さないように再構築したという。その結果、クラシカルなBlazerが原形を留めながらもまったく異なるデザインになっており、細川氏が言う通りまるでDIYでカスタムしたかのようなルックスに生まれ変わった。
1971年のオリジナルバージョンをイメージした通常よりも細身のスウッシュはアッパーから浮かび上がるようにセット。ヒールにはスウッシュがリサイクルマークのようにデザインされ、〈レディメイド〉のロゴも入る。また、ソールはボリュームを出すために何と粘土でサンプルを作成。その結果これまでに見たことがないデコボコしたソールで生産されることが決定したという。ハンドクラフトを大切にする同ブランドらしい仕上がりだ。


ブラックカラーと比べてスッキリとした印象のホワイト。

どのアングルから見てもアイキャッチなデザインゆえ、ぜひスニーカーが見えるような丈のパンツを合わせてほしい。

プレミア化必至!発売は2月27日(土)から

そしてミッドソールには製造過程から出るゴミになるはずだったものや、販売できないものや古くなったスニーカーなどから作られた素材であるNike Grind(ナイキ グラインド)素材を15%使用。エシカルな側面もあるところが〈レディメイド〉らしいところ。
Blazerのようなクラシックモデルをここまで自由にリデザインできる細川氏のセンスもさることながら、それを全面的に受け入れ製品化してしまう〈ナイキ〉の懐の広さとチャレンジングな企業精神も素晴らしい。
〈レディメイド〉と〈ナイキ〉の記念すべき1stコラボレーションBlazerは2月27日(土)に発売開始予定。価格は19,250円(税込)で、SNKRSやNIKELAB MA5、DOVER STREET MARKET GINZA、そして〈レディメイド〉正規取扱店で一斉にリリースされる。世の中に絶対なんてないけれどこのモデルは絶対にプレミアが付く。今週末はいち早く「GOT’ EM」したユーザーが各種フリマアプリで転売し始めそうだ。
〈DENHAM(デンハム)〉×〈ナイキ〉のBlazerよりも入手困難になりそうだけれど、本気で狙っている方には幸せな終末が訪れることを祈る(筆者もトライするけど既に半分諦めモード…)。

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